子供が「学校へ行きたくない」と言った時の対応方法

公開日:  最終更新日:2017/04/19

「学校へ行きたくない!!!」

もし、自分の子供が「学校へ行きたくない」と言ったら親としてどう答えますか?

難しいですよね。

私は小学1年生の時に「学校へ行きたくない」と親に言いました。

おそらく親は凄い困ったでしょうね、それも小学1年生の時と小学3年生の時と2回です。

私は世間から不登校と言われる子供でした。

学校

親が不登校の私にやったこと

親も不登校で悩んでいる子供に対して何かしてあげられないかと必死だったそうです。

もちろん時間が経った今では感謝していますが、当時の自分は苦しんでいたこともあり親からの救いの手も分かっていなかったでしょうね。

とにかく会話をする

不登校なので友達と遊ぶことも少なく日頃から会話が無かったです。

それを改善しようとしたのか親がよく話しかけてきましたね。

内心嫌だと思っていたのかも…(申し訳ない。)

親とはいえ会話があったことで自分の殻に閉じこもることも少なかったです。

確かに、悩んでいる子供は話すことで気持ちが楽になります。

親として話しかける時は、無理に悩みについて話させようと誘導する必要はありません。

世間話でも良いので会話をするということが子供にとって救いの手になります。

友達と遊ばせる

これは結構ハッキリと覚えているのですが、チャンスがあれば友達と遊ばせようとすること多かったですね。

私が内気な性格ですし、活発的に外で遊ぶようなタイプではなかったので、「ほっといてくれ」というのが本音でした。

でも、学校へ行きたくないという悩みを解決するためには、やっぱり友達という存在は無視できません。

親という存在で救えることには限界があって、友達・先生・学校という存在も凄く大切です。

子供の性格や気持ちのタイミングもあって、一概に友達と遊ばせて悩みを解決できるわけではありません。

だけど、学校へ行くためには欠かせないステップです。

学校へ行く気を起こすための存在

私は小学3年生の時に学校へ行っても特別教室のような場所で毎日を過ごしました。そんな時に妹が生まれました。10歳年下の妹です。

妹が生まれて父親に言われました。「お兄ちゃんが学校の教室に入れない姿を見たくないんじゃないかな?」

今でもこの言葉はハッキリ覚えています。そして心に突き刺さりました。

親の立場からすれば「諸刃の剣」のような言葉だったと思います。人はきっかけで大きく変わることができます。

金網の先を見つめる子供

学校へ行きたくない理由がある!

子供が「学校へ行きたくない」と言うには理由があります。

気持ちの問題なのか、もしかしたらイジメの可能性だってあります。

理由は何なのか?

焦るのはよくないですが、理由が何なのか知ることは大切です。

参考までに私の場合

私は幼稚園を卒業して小学校へ入学しました。幼稚園の時から仲の良い友達が同じクラスにいたこともあり平和な日々を過ごしていました。

そして数か月後には夏休みが始まり1ヶ月以上の長い休みとなりました。この夏休みで私の気持ちは大きく変わってしまいました…

9月1日から2学期が始まりますが私は学校へ行きたくないと思いました。怠けではなく久しぶりに学校へ行くことが怖かったのです。

そんな気持ちもあり9月1日は学校を休みました。友達が2学期をスタートしているのに私は皆から一歩遅れてしまいました。

9月2日は学校へ行こうと決めていましたが、朝になるとやはり学校へ行くことが怖かったです。先日休んだため皆より勉強が遅れているのではないか?友達との話題も分からないかもしれない?

想像の中で不安は大きく膨らみ恐怖に負けて9月2日も学校を休みました。次の日、その次の日と私は学校を休みました。

明日は行こうと思っても休みが続くにつれて学校へ行く勇気は消えました。大人になった今でも長く休んだ後に会社へ行くのが怖いと思う時があります。

子供だって悩んでいる

私は学校へ行きたくないと親に言いましたが自分は親に迷惑をかけていると自覚していました。義務教育だから学校へ行くことは当たり前だと理解していても学校へ行くことが怖かったです。

解決方法を考えた時に正解は無いと私は思います。子供の性格や学校での環境を考えればその子にあった正解を考えるべきです。

学校へ行くことの恐怖と向き合わせて壁を乗り越えることが正解な子もいれば。無理に学校へ行かせずに自宅で学習することが正解な子もいます。

これは経験した私が思うことであり全ての子供に通用するわけではありません。親としての経験もない私が書くことは生意気に思われるかもしれません。

ただ、経験した身として同じ悩みを持つ子供を一人でも多く救いたいという気持ちは本当です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。私は不登校を経験したから不登校で悩んでいる子供を助けたいと考えています。この記事が誰かの役に立てば嬉しいです。



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