ラップタイムは「ラップギア」という考えを予想の根柢では重視しています

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私の馬券術について「ラップタイムは重視していますか?」というご質問を頂きました。

隠す理由はありませんのでお答えしましょう。ラップタイムを重視しているかしていないかと言えば重視しています。私はラップタイムを使ってレースがどういう流れだったかイメージして馬のタイプを見極めるような使い方をします。

なので答えとしては「ラップタイムは重視しています。能力を判断するためではなく適性を判断するためのファクターとして使います。」が正しいですね。

実は私の競馬歴においてラップタイムとは深い関わりがありました。単勝・複勝スタイルの原点(ラップギア岡村信将さんや上野誠さんとの出会い)でも書きましたが岡村信将さんの予想理論であるラップギアを使って予想をしている時期がありました。なので数年前はラップタイムを最も重視した予想をしていました。今の単勝・複勝スタイルの予想理論でもラップギアで学んだことは継承していますし根柢で役に立っているのは確かです。

ラップギアという予想理論は考え方自体も素晴らしいですが別の予想理論に応用することもできるので競馬予想を上達したいという人は一度どういう考えか調べてみることに損はないと思います。

ラップギアの基本コンセプトを引用させて頂きます。

 まず「ラップギア」では、全体時計は一切無視して、ラスト4ハロンのラップタイムしか扱わない。さらにそのラップタイムも、タイムの数値そのものはまったく問わない。たとえば「ラスト1ハロン12秒を切ったから強い」などといった考え方はしない。
「ラップギア」が注目するのは、ラスト4ハロンのラップ区間における、〝ラップの増減〟。
 たとえば、ラスト4ハロンが「12秒5-11秒7-11秒4-12秒3」というラップだった場合、ラスト3ハロン目は4ハロン目に比べて、「12秒5-11秒7=0秒8」速くなっている。次にラスト2ハロン目は3ハロン目に比べて、「0秒3」速くなっている。そしてラスト1ハロン目は2ハロン目に比べて、「0秒9」遅くなっている。このラスト3ハロンのラップ増減を調べることを、「ラップギア分析」と呼ぶ。

引用元ページ:ラップギアとは|競馬最強の法則WEB

ラップタイムの増減に注目するのがラップギアの考え方です。

納得のいく回答をできたか分かりませんが「ラップタイム」という情報は扱い方が難しいですが正しく使えばとても意味のある情報だと思います。血統と同じで難しから遠ざけるのではなくラップタイムをどう予想に活かすことができるか考えれば一歩ステップアップできると思います。



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