複勝で勝つために必要な考え方

公開日:  最終更新日:2017/04/02

私は複勝を中心とした馬券スタイルで勝負しています。

過去には「複勝で勝つためにはどうすればいいのか?」と悩んだ時期もありました。

そして、悩み試行錯誤を繰り返しながら複勝馬券を研究し続けた結果、複勝で勝つために必要な考え方というのが固まってきました。

三連単と複勝は違う!

まず最初に当然のことですが、複勝で勝つための考え方と三連単で勝つための考え方は異なります。

根柢の考え方が異なれば重視するべき要素も変わってきます。

例えば、「単勝の本命党」と「三連単の穴党」を買い方の基本としている人がいたとします。

予想において血統という要素を重視しないといけないのはどちらだと思いますか?

私は後者の「三連単の穴党」を買い方の基本にしている方だと考えます。

その理由は、前者の「単勝の本命党」を基本の買い方にしている人は、適正より馬の能力や実績を評価すべきだからです。

  • 適正予想とは?
  • 競走馬の血統やコースとの相性など出走レースの条件が適性に適しているかで予想することです。代表的な予想方法では血統を使ったブラッドバイアスが適正予想に該当します。

  • 能力予想とは?
  • 競走馬の過去実績など能力を基準に予想することです。代表的な予想方法ではスピード指数が能力予想に該当します。

    参考:「適性予想=穴党」だから自分の性格と合っているか考える

そんな感じで根柢の考えも踏まえつつ複勝で勝つための考え方というのを書いていきますね。

本命党なのか穴党なのか決める

複勝で勝ちたい。でわ自分は本命党なのか穴党なのかどちらか決めることが最初に必要です。ちなみに私は本命党です。

本命党と穴党のどちらが良い悪いではなく自分の性格に合った方を選ぶべきだと思います。私の場合は的中率をある程度維持した方が精神的にも安定した予想ができる性格なので本命党を選びました。

弟が単複スタイルになり、私は的中率と回収利のバランスで悩むでも書きましたが最近は少し悩みつつ試行錯誤の繰り返しや少しずつ考えの融合も試みています。まず自分が本命党なので穴党なのか決めることは必ず必要です。

ちなみに、私が複勝の本命党スタイルになった原点は競馬1本でメシを食う技術という書籍が大きく影響しています。また、複勝穴党スタイルには単複論! という書籍がオススメです。

こういう原点となる書籍は決めた方が良いと思います。私はブレない軸を決めてそれに肉付けする感じで予想理論を追求してきました。

複勝の武器は的中率の高さ

競馬の良い点は勝負するレースを自分で選べるということです。

勝負するレースが自分で選べるのならば自分の武器を最大限発揮できる場所で勝負すべきだと思います。

例えば中山ダート1200mコースは基本的に外枠の方が有利だと私は考えています。その理由はダート短距離なので前に行く馬の方が有利でスタートが芝なので外枠の方がスピードをつけやすいからです。

実際に中山ダート1200mの馬番別成績を2011年から2014年の3年間で調べてみました。

中山ダート1200m馬番別成績2012-2014

外枠というのは出走頭数によって異なるので単純に1番と16番を比較しても意味はありませんが全体的に内の方が成績が悪い傾向は間違っていないようです。

でわ、中山ダート1200mコースで本命に決めた馬が内枠に入った場合どうするか?私の場合は見(見送り)する可能性が高いです。やはりせっかく決めた本命馬なので買いたい気持ちもありますが、そういう時の厳しい判断ができることが勝つためには必要だと思っています。

複勝の武器は本命党でも穴党でも的中率の高さだと思います。この武器を最大限生かせる勝負方法を心掛けることです。

複勝は相手を考える必要のない馬券

馬券の最終目標は的中ですがその前に本命馬を決めなければいけません。これは複勝でも三連単でも基本的には同じです。私は少し昔と今では本命馬を決める考え方が変わりました。

昔は出走馬が18頭ならば18頭から本命馬を1頭と考えていました。つまり18通りのパターンを考慮していましたが、ある日から本命馬が勝つか負けるかの2パターンだけで考えるように変えました。

複勝は1頭選んだ馬が3着までに入れば当たりなので相手を考える必要がありません。三連単ならば相手を考えて予想を組み立てなければいけないけど複勝は考える必要がないということは複勝の武器です。

相手を考える必要がないということは三連単と比べ相手を考える時間を別の時間に使ったり本命馬の自信やオッズ次第で見(見送り)の判断がしやすいです。



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