京都芝1600m(外)コースはディープインパクト産駒の成績がいい
各コースで相性のいい種牡馬というのは存在しますが、京都芝1600m(外)コースはディープインパクト産駒の成績がズバ抜けていいです!
特に2014年は凄かったです。
当時、京都芝1600m(外)コースで行わる重賞レースは、京都金杯・シンザン記念・京都牝馬ステークス・マイラーズカップ・デイリー杯2歳ステークス・マイルチャンピオンシップと年間で6レースありました。
(※京都牝馬ステークスは2016年に距離が1400mへ変更となりました。)
この6レースの内5レースでディープインパクト産駒が勝利しました。
・京都金杯:エキストラエンド
・シンザン記念:ミッキーアイル
・京都牝馬ステークス:ウリウリ
・マイラーズカップ:ワールドエース
・マイルチャンピオンシップ:ダノンシャーク
凄いですよね、京都芝1600m(外)の重賞ではディープインパクト産駒を買っていれば当てれる年でした。
さらにさらに凄いのは、唯一ディープインパクト産駒が勝てなかったデイリー杯2歳ステークスを勝ったタガノエスプレッソはブラックタイド産駒だったということです。
ブラックタイドの父と母はディープインパクトと同じなので血統的にはディープインパクト産駒もブラックタイド産駒も同じということになります!
そんな京都芝1600m(外)で大活躍のディープインパクト産駒について調べてみました。
この記事の目次です!
【年別】京都芝1600m(外)の種牡馬別勝利数
年 | 種牡馬 |
---|---|
2018年 | 1.ディープインパクト産駒(7勝)2.ロードカナロア(4勝)3.ハーツクライ(3勝) |
2017年 | 1.キングカメハメハ産駒(4勝)2.ディープインパクト(3勝)2.アドマイヤムーン(3勝) |
2016年 | 1.ディープインパクト産駒(5勝)2.アドマイヤムーン(3勝) |
2015年 | 1.ディープインパクト産駒(5勝)2.キングカメハメハ(4勝) |
2014年 | 1.ディープインパクト産駒(8勝)2.キングカメハメハ(2勝)3.ブラックタイド(2勝) |
こうして見ると2017年こそキングカメハメハ産駒に勝利数を負けましたが、毎年ディープインパクト産駒は京都芝1600(外)で結果を残していることが分かりました。
各年で見ると大きな差はありませんが、積み重ねると安定したディープインパクト産駒というのは信頼が高いです。
どうして京都芝1600m(外)でディープインパクト産駒は強いのか?
京都コースの特徴としては。3コーナーから4コーナーで下り坂となっていて、直線では坂がない平坦コースということです。
そしてディープインパクト産駒の武器は一気にトップスピードまで上げることのできる瞬発力です!
京都コースというのは瞬発力が活かしやすいコースです。
下り坂を使ってスピードを上げつつ瞬発力で一気にトップスピードまで上げ、直線は坂が無く平坦コースなのでトップスピードを維持したままゴールまで走れます。
イメージはこんな感じで、京都コースとディープインパクト産駒の武器である瞬発力は相性が凄くいいため結果にもしっかり現われています。
京都芝1600m(外)コースでディープインパクト産駒の評価について
ここまで書いた通りで、京都芝1600m(外)コースにおいてディープインパクト産駒は結果を残しています。
その理由もディープインパクト産駒の特徴とコースの直腸を結び付ければ納得がいきます。
ちなみにディープインパクト産駒は2014年~2018年の間で芝コースで1,081勝をしていますが、内219勝が京都競馬場であり、これは他の競馬場と比べてもトップの勝利数です。
このことから京都芝1600m(外)コースでディープインパクト産駒ということは加点材料だとは思いますが、あくまでコースとの相性なので最終評価は能力も考慮して予想してください!