「漫才」と「ドッキリ」が最強のお笑いだと思います
私はお笑いが好きです。
お笑いが好きだからこそ独自のお笑い理論があります。今回は私のお笑い理論について書かせて下さい。
真のお笑いは「漫才」と「ドッキリ」
お笑いと言っても最近は色々なジャンルがあります。フリップ芸、すべり芸、顔芸、モノマネなどお客さんを笑わすできれば何でもお笑いです。
その中でも、私が真のお笑いだと思っているのが「漫才」と「ドッキリ」です。
漫才の魅力
漫才の魅力は、マイクの前に二人が立って自分の体と声を使ってお客さんを笑わす。そのシンプルなスタイルで計算し尽くされたネタを披露することです。
ボケとツッコミのバランスが重要ですが、喋り始めるタイミングや声の大きさ。目線や表情など追求すれば奥が深い、それが漫才だと思っています。
ドッキリの魅力
ドッキリの魅力は漫才とは逆で計算されていない人間の素です。
ドッキリの仕掛けは緻密に計算されていますが、最後にドッキリを受けた人がどういうリアクションをするのかは計算できません。
やってみないと分からないですし、もしかしたらノーリアクションで結果つまらない可能性もあります。人間としての素が見れる瞬間です。
単純な内容のドッキリでも見ている人からすれば単純な内容以上のハラハラドキドキ感があります。つまらない可能性もありますが、おもしろい時は漫才以上の笑いが取れる可能性もあります。
笑いのメカニズムを考えてみた
人を笑わすためには、予想とは違う何かをする。それに対して否定する。ことが大切です。
視聴者の予想とは違う何かをします(ボケ)。それに対して「違うだろ!」と否定します(ツッコミ)。基本はこの形です。
個人的に漫才がおもしろいと思う芸人さん、ブラックマヨネーズ、NON STYLE、パンクブーブーはボケとツッコミがしっかりしています。
ドッキリも予想を裏切り否定する形になっている
漫才はボケとツッコミの形が分かりやすいですが、ドッキリもボケとツッコミの形にあてはめることができます。
定番の落とし穴や寝起き突撃はドッキリを受ける人からすれば日常生活で予想できない演出です(ボケ)。ドッキリを受けた時の表情や行動、そしてドッキリだと分かった時の第一声は予想できない演出の否定です(ツッコミ)。
やはり、漫才とツッコミはお笑い2トップだと思います。
コントもおもしろい、でも…
コントに関しては個人的偏見になります。ごめんなさい。
基本的には漫才の方が好きですがコントでおもしろい芸人さんもたくさんいます。(東京03、ロバートなど)
確かにコントもおもしろいです。
けど…。コントはキャラ設定が全体に大きく影響を与えます。そのため、しっかり構成されたネタでなくてもキャラがおもしろければ結果としておもしろいと評価されることもあると考えています。(キャラも含めてネタだと思いますが…。)
私の好みだと思いますが、おもしろいキャラを作るなら、しっかり構成されたネタの方がおもしろいと思います。
完全に個人的偏見なので、コントに関しては終わりです。
笑うことは素晴らしい
人間は笑うことが大切です。
私は過去に辛い時期がありました。何をしてる時でも嫌なことを考えてしまう自分が嫌でした。本当は辛い原因を解決しないと意味はありませんが、その前に常に嫌なことを考えてしまう自分を変えたいと思い、笑えることを探して実践しました。
コメディー映画を見る、お笑い番組やDVDを見るなどです。映像だけでなくマンガも笑えます。魁!!クロマティ高校を久しぶりに読んで笑いました。
「漫才」と「ドッキリ」が最強のお笑い理論だと書きました。これは個人的な考えです。
人と笑わすお笑いは漫才、ドッキリに限らず凄いです。人を笑わすって難しいですからね…。お笑い芸人さんって本当にすごいですよね。
最後の最後で矛盾したようなこと書きましたが、自分のお笑い理論があると、お笑い番組や芸人さんを見る時も自分なりの視点で見ることができて楽しいですよ。