キズナ産駒は芝の道悪(重・不良)成績が良い、馬券戦略では狙える!
キズナ産駒について調べてみたら、道悪(重・不良)の成績が思っていたより良いということが分かりました。
現役時代では、ロンシャン競馬場の重馬場で行われたニエル賞で勝利や、当時G2でしたが大阪杯で不良馬場の2着などがあります。
血統的には母親側が米国血統なので、道悪適正に必要なパワーを引き継いでいるのかなという印象です。
この考え方を展開した今回の結論は、キズナ産駒は芝でも道悪(重馬場・不良馬場)なら成績が良いため、馬券的にはありということです!
さっそくデータです。
キズナ産駒の芝成績を馬場状態別に比較
キズナは2019年にデビューしましたが、この記事を書いている現在までの成績を集計しました。
<集計期間:2019/06/02~2023/5/03>
(スマホなどで表が見切れている場合はスクロールして下さい。)
良 | 267-249-238-1806 | 10% | 20% | 29% | 105% | 97% |
稍重 | 56-56-48-450 | 9% | 18% | 26% | 98% | 83% |
重 | 27-19-21-162 | 11% | 20% | 29% | 77% | 78% |
不良 | 10-4-5-54 | 13% | 19% | 26% | 241% | 109% |
極端な偏りではないが不良の勝率が高い
データは上記の通りですが、個人的には道悪の重・不良くらいは狙っても良いかなと思いました。
しかし、JRAが発表する馬場状態(良・稍重・重・不良)が凄く正確かというと少し違いますし、競馬ファンの中でもJRAが発表する馬場状態を疑っている人も多いですよね。
集計結果を見ると不良馬場の勝率は高いですし回収率も高いです。
あくまで傾向として参考にして頂きたいですし、さらに言えばキズナ産駒は2019年デビューなので、デビューしてから間もないと感じる期間は人それぞれかもしれませんが、母数として少ないと感じる人は少なからずいるかもしれませんので。
今後も傾向を気にしながらキズナ産駒としての母数が増えて同じ傾向が続くのか変化していくのか注目してみて下さい!
【血統的な小ネタ】キズナの母キャットクイルについて
キズナは兄弟にG1を3勝したファレノプシスがいますので、キズナの母キャットクイルは産駒にG1馬が2頭と繁殖牝馬としては優秀な結果を残しています。
そんなキャットクイルですが、こちらは兄弟にパシフィカス(牝馬)という馬がいて、パシフィカスといえばビワハヤヒデやナリタブライアンの母です。
つまり、キズナの母は兄弟も含め優秀な繁殖牝馬という血統なのです!