「子供のメンタルが弱い」経験を積ませて心を強く育てる
「うちの子供はメンタルが弱い・・・、強い気持ちを持った子供になってほしいけど、どうすればメンタルは強くなるのだろうか?」
そんな悩みを持った親の方もいるでしょう。
実は自分もメンタルの弱い子供だったので、小学生の時は不登校の時期がありました。
不登校という暗黒な時代を経験したのでメンタルが弱い子供の気持ちが分かっているつもりです。
そんな私が自分の意見を書かせて頂きます。
メンタルの弱さは生まれ持った能力です!
メンタルの強さというのは基本的に生まれ持った能力だと私は思っています。
幼少期の教育環境や親の育て方によってメンタルの強さが変わる可能性もありますが、メンタルが弱いことも含めて子供の個性です!
この記事を読んでいる子育てを頑張っている親さんに言いたいことは、子供のメンタルが弱いということを短所だと思ってほしくないということです。
メンタルが弱い自覚はあるから変えたいけど・・・
自分は不登校を経験した時に、学校へ行けない自分はダメ人間だと、自分を責めました・・・。
自分を責めることで奮起して学校へ行けるようになれば良かったのですが、結局学校へは行けずに自分への劣等感だけが残り落ち込みました。
メンタルが弱い子供は好きでメンタルが弱いわけではないです。
自分もそうでしたが、できることならメンタルの強い人間になりたいし、親に心配な思いだってさせたくないと考えています。
でも、メンタルが強い理想の自分は想像できても、現実にすることは難しくて自分の力の無さを痛感します。
メンタルが弱いのはダメなことなの?
「メンタルが弱い」ということはダメなことなのでしょうか?
メンタルが弱いよりかはメンタルが強い方が、生活のあらゆる場面で有利です。
そういう意味では、メンタルは弱いよりかは強い方が良いというのは納得です。
しかし、メンタルが弱いからダメだ(悪い)とは思いません。
人は誰だって苦手なことがあるように、メンタルが弱い子供はあれこれ考えて悩んでしまう性格だっただけです。
きれいごとを言いますが、自分が苦手なことを認め、それと向き合いながら頑張るって凄いことです。
メンタルは弱いより強い方がいい!
前にも書きましたが、「メンタルが弱いことは悪くはないが、メンタルは弱いより強い方が良い!」というのが自分の考えです。
もうご存知だと思いますが、私はメンタルが弱い人間なので、不安を感じている時は自分の力を最大限発揮できないです。
しかし、私とは反対にメンタルが強い人というのは打たれ強いので、不安を感じていても関係なく自分の力を最大限発揮します。
これまでの人生でメンタルが強いと思う人が何人かいましたが、そういう人を見ていると自分もメンタルが強くなりたいという願望はあります。
これは、メンタルが弱い子供も同じで、メンタルが弱いことは自覚しているけど変えられるのならメンタルが強い人間になりたいと考えているはずです。
メンタルは特訓で強くできるのか?
「メンタルトレーニング」という言葉もあるように、メンタルの弱さというのは特訓することで強くすることは可能です。
自分の人生経験上でメンタルを強くするために最も効果があるのは経験をさせることだと考えています。
「可愛い子には旅をさせよ」ということわざがあるように、愛している子供に色々な経験をさせることでメンタルは強くなります。
経験したことがないことは不安です。
逆に経験したことがあることは不安を感じたとしても過去の経験を元に少しは上手に立ち回れることができます。
失敗を恐れない人の中には「失敗することを心配するより、ここで失敗しても次は失敗しないという良い経験になる」と考える人もいるそうです。
成功体験が自信になってメンタルが強くなる
人間が成長するのは「失敗から学んだ時」と「成功が自信になった時」の2種類です。
経験を積めばどちらの瞬間も体験することができますが、子供の時に大切なのは成功体験が自信になる瞬間ではないでしょうか?
失敗から学べるのはある程度成長をしてからであって、子供の時は成功から自信をつけて成長する方が大きく飛躍できます。
親が出来るのは見守ること
私が不登校の時に親は何をしていたか記憶を頼りに思い出してみましたが、とにかく見守ってくれていました。
当時の心境を聞いたことないので、どう思っていたか分かりませんが、子供が学校へ行かないことに焦りもあったと思います。
でも、やられてやっているようではダメです。自らの意思でやらないと意味がありません。
そういう点では親が子供にできることは見守ることが一番なのです。
経験をできる場を提供して見守ることです。