馬券で騎手を考える時は1番人気でしか勝てない騎手はダメ

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どうも、馬券は単勝か複勝で勝負する@tanesho42です。

私は馬券を買う時に『騎手』をかなり重要視しています。

 

競馬を覚えた最初の頃は『予想で馬と騎手は、馬7:騎手3で考えろ』と何かの本で読んだような気がします。 

騎手より馬で予想するのが基本ですが、馬が強ければ騎手は誰でもいいとも言えません。

 

馬を基本に予想を組み立てますが、本命馬を決めるまでの過程では絶対に『騎手』を考慮しています。

今回は私が考える競馬予想においての騎手という要素について書きますので、よければ参考にして下さい。

競馬予想で『騎手』という要素

馬券を買う競馬ファンから見て、騎手にも上手い騎手と下手な騎手という分類はあります。

例えば外国人騎手は上手い騎手に分類されますし、日本人なら武豊騎手や戸崎騎手は上手い騎手です。

 

馬の能力をどこまで引き出せるか?は騎手次第だと私は考えています。

能力80のA馬という馬と、能力60のBという馬がいます。

A馬には能力を70%しか出せない少し下手な騎手で、Bの馬には能力を90%出せる上手い騎手が乗ります。

 

・A馬
馬の能力(70) × 騎手の力(70%) = 発揮する能力(49)

・B馬
馬の能力(60) × 騎手の力(90%) = 発揮する能力(54)

 

結果、Bの馬が勝利!

イメージはこんな感じです。

馬の能力はB馬よりA馬の方が強いですが、騎手の力で馬が発揮できる能力が変わります。

それにより能力が弱い馬でも騎手の力により能力が強い馬にも勝てるのが競馬です。

1番人気でしか勝てない騎手

騎手の上手さを比較するのは難しいですが、勝利数が多い騎手はやっぱり馬券圏内に入る確率が高いのでリーディング上位の騎手は上手いと評価しています。

ただ厳密にいうとリーディング上位でも良い悪いに分けます。

 

例えばリーディング上位の騎手でも1番人気ではよく勝つのに、1番人気以外の馬ではそれほどという騎手もいます。

次の表は2017年騎手リーディング上位10名の1番人気~3番人気の勝率を調べました。

 

騎手名 1番人気 2番人気 3番人気
ルメール 38% 22% 14%
戸崎 33% 18% 15%
Mデムーロ 37% 23% 16%
福永 33% 21% 19%
和田 29% 19% 18%
川田 30% 24% 11%
内田 31% 19% 8%
田辺 35% 18% 18%
岩田 34% 13% 22%
武豊 30% 17% 14%

 

こんな感じです。

あくまで参考データではありますが1番人気だけ勝率が高い騎手より、どの人気でも勝率の高い騎手の方が良いです。

騎手も人間であることを理解する

騎手も人間であることを意識すると予想時の考え方も変わってきます。

G1レースのような大舞台では若手騎手よりベテラン騎手の方が経験値が高いのでいつも通りの騎乗ができます。

例えば、中山2500mコースを得意としている若手騎手がいたとして、年末のG1有馬記念でもいつも通りの力が発揮できるかといえばそれは違います。

 

馬の能力を騎手が引き出すように騎手もまた自分の力を100%発揮できるかどうかが大切です。

そのためには騎手も人間であることを意識すれば、この騎手は上手いけど今回は条件が悪いかもと判断することもできます。

 

競馬は馬券を買う人同士が金の奪い合いあう勝負事なので、他の人とは違った目線で人気ある馬や騎手を切ることができれば儲けることができます。



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