「から」と「ので」の使い分けについて調べて結論を出しました

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ブログを書いているとネットで読まれる文章について日々追求します。教科書として武器としての書く技術を参考にしていますが読まれる文章を書くことは難しく日々勉強だなと痛感します。

本日も「から」と「ので」の使い分けについて悩んで調べ自分なりの結論を導き出したのでメモとしてここに残しておきます。

紙とペン

「から」を使うような場合

「から」は事態Aと事態Bとのつながりが直接的である時に使います。例文を紹介します。

『天気が良かったから楽しかったでしょうね。』

天気が良かった(事態A)と楽しかった(事態B)のつながりが直接的です。このように因果関係を強調したい時は「から」を使うとでな時は「から」を使うと良いです。

「から」を使った例文

  • おいしいからもうひとつ食べたい。
  • よい子だからおとなしくしなさい
  • 危ないからそっちへ行ってはいけないよ。
  • 暑いから窓を開けてくれよ。
  • 遅くなるから帰ります。

「ので」を使うような場合

「ので」は事態Bの原因や理由が事態Aの時に使います。例文を紹介します。

『台風が近づいていたので、大会は延期になった。』

大会は延期になった(事態B)の原因が台風が近づいていた(事態A)です。「から」を使う時と比べて事態Aと事態Bの因果関係は弱く感じられます。因果関係を前面に押し出したくない時は「ので」を使うと良いです。

「ので」を使った例文

【表現を丁寧にするとき】
試合終了後は大変混雑いたしますので、お帰りの切符は今のうちにお求めになっておいてください。

【事態の客観的な叙述】
強い風が吹いたので、あちこちの看板が倒れたりとばされたりしてしまった。

【自己の正当性を強く主張したくないとき】
遅くなるので帰ります。

「から」と「ので」の使い分け

調べて例文を見た感じですが「から」と「ので」の使い分けは因果関係の強さにあると思います。

  • 天気が良かったから楽しかったでしょうね。
  • 天気が良かったので楽しかったでしょうね。

「天気が良かった」と「楽しかった」の関係性の強さは「から」の方が強く、「ので」の方が弱い感じがしませんか?日本語って難しいですよね…。



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