自由になりたければ考えて行動するべき
私は過去の哲学者の名言を調べることが好きです。
先日、こんな名言を見つけました。
人間を自由にできるのは、人間の理性だけである。人間の生活は、理性を失えば失うほどますます不自由になる。
(レフ・トルストイ)
(ちなみに、レフ・トルストイは19世紀ロシア文学を代表する文豪のようです。)
この名言は当たり前のことかもしれませんが、その通りだと考えさせられましたので、今回はこの名言を知った自分の考えを人生哲学として書きますね。
「理性」と「本能」の違い
この名言の意味を考える前に、理性の意味を理解しなければなりません。
辞書とかで調べると色々書いてありますが、理性とは考えて行動していることです。
理性の逆で本能とは直感とかその時に感じた行動をすることです。
そして、人間の行動には理性の行動と本能の行動の二種類に分かれます。
考えて行動することで自由になれる
名言に戻りますが私は、「人間が自由になるには理性のある行動が必要であり、直感で動いているようでは自由にはなれない、むしろ不自由になる。」という意味だと解釈しました。
直感が間違っているとは思いませんが、実は直感にも経験値を元にした直感と、ポッと出た直感の2種類があり、ポッと出た直感には価値がないこともあります。
直感と言えば先日書店で、社長の直感ほどあてにならないものはないという本を少し読みしましたが面白かったです。
自由になるには考えて計画に基づいた理性のある行動が必要であり、直感で行動しているようでは自由になるのは難しいと仮定してみます。
考えもせず毎日を過ごすのは無駄
時間というのは何もしなくても過ぎていきます。
つまり、計画性のある行動をしても、直感で感じた行動をしても、24時間後には1日が終わります。
休日1日をダラダラ過ごすして終わると、その日を無駄にした気分になりますが、それは前進した感じがしないからです。
何も考えずに目の前の休日を過ごすというのは無駄です。(でも、たまにはそんな日も良いでしょう。)
それよりは外に出ないで部屋で過ごすとしても、何か前進したと感じられることを計画して過ごす方が充実感があります。
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成長したいなら自分から進む
私は毎日成長したいと思いながら過ごしています。
最近思うことは毎日を時間の流れに任せて生きていても納得のいくような成長はできないということです。
今日はこれを達成しよう。明日は一歩進んでここまで、1週間後には成果物が完成している。半年後は?1年後は?
そうやって通過点だったりゴールを決めて自分からそこに進もうとすることを最近は意識しています。
人生だから嫌なこともありますし納得いかないこともあります。そういう時こそ自分から進むことを止めたらダメです。
弱っている時には厳しい考え方ですけどね…。
自由を望むなら理性を大切にしましょう。