19歳で上京してから5年生活した今思うこと
このブログでは何度か書いていますが私は19歳で地元島根県から東京へ上京しました。高校卒業後に社会人となり新たな生活を想像していた時に就職企業から東京行きを言われました。県内就職を選択した自分にとっては想像もしていなかった上京です。
あれから5年が経ちました。24歳になり上京して5年生活した今思うことを書きます。役立つ内容なのか分かりませんが上京で悩んでいる人に読んで頂きたいです。
19歳突然の東京行き
前にも書きましたが私は高校を卒業して地元の企業に入社しました。入社を1か月後に控えた3月の出来事です。社会人になるために車も買った私はヘタクソな運転で新人説明会へ参加するために会社に行きました。
そこで言われた社長から「東京で働いてほしい」と言われました。
東京で働く事など想像していなかった私は「頑張ります。」と謙虚に聞こえる返事をするしかありませんでした。きっと人生振り返ると東京行は人生の分岐点でした。私の想像していた社会人としての生活は大きく崩れました。東京行を言われたその日はどうすれば良いか分からず悩みこむ1日でした。
そして1か月後に新社会人として入社した私は東京へと向かいました。自宅から空港までは親に車で送ってもらったのですが約1時間という時間は今でも思い出したくない記憶です。
上京して失ったもの
19歳で東京に上京しましたが自らの意思とは異なる環境での生活は辛かったです。友達もいなければ何か楽しみがあるわけでもなく私に希望はありませんでした。社会人1年目は会社と自宅部屋の往復で休日は引きこもり生活をしていました。
この1年間は時間を無駄に過ごしました。もし地元で働いていれば何か違ったのでしょうか?今さら後悔しても意味がないことですが時々考えてしまいます。
18年間生きて築き上げた私の生活環境は東京に上京したことでゼロからの再スタートとなりました。私が失ったもの(いや捨てたもの?)は18年間生きた時間だと思っています。
上京して得たもの
上京して1年が過ぎたころ私はレーシック手術をしました。今思えば思い切ったことをしたと思いますが当時の私は失う物はもうないというどん底にいたのでレーシック手術という行動ができたのだと思います。
この頃から私の生活環境は大きく変わりました。レーシック手術をキッカケに行動するようになりました。そして趣味である競馬を通じて友達ができました。その友達は同い年なのにとても競馬に詳しくとても優しい人でした。
行動するようになって大切な人もできました。「好きなことに一生懸命」という考えを教えてもらい。私が今望む生き方の原点です。当時の私には欠けていた明日を生きる希望を持つこと希望に向かって元気よく生きることを教えてもらいました。
上京して初めてできた友達と大切な人。この二人に共通したのが「希望を持って生きている」ということでした。
2人とも関東で生まれ育っているので上京した私とは異なる環境ですが近い年代の人が希望を持って大都会東京で生きているのに私は希望もなく過ぎていく日々に何をしているんだと目が覚めました。
地元で生活していた時は住む家もあり食事も親が用意してくれ友達もいて競馬に詳しい弟がいる環境にどこか満足していただけなのかもしれません。
上京2年目に私の人生は大きく変わりました。上京して得たものは新たな出会いと生きる希望を見つけたことです。
そして今の心境は
正直な今の気持ちはどうなのか?自問自答してみました。
ある日を境に地元へ「帰る」という言葉から「行く」という言葉に変わりました。
以前、父親とお酒の場で話した時に同じような話をしたことがありました。時間とともに自分が生き残れる道がその場所にしかないことを自覚する時がくると。
私が地元で過ごした18年間という時間を関東で過ごした時にどう思うのか?そんな不思議と明日への希望を信じている今の私です。