「若者は言われたことしかやらない」のではない「好きなことに積極的」なのだ
「今の若者は言われたことしかやらないな!」と怒られて悩んでいる人いますか?
私は1990年生まれで若者世代ですが何度かこの言葉を言われたことあります。
やるべきことはやったのに世代をバカにされたようで正直不愉快です。
発言側の思いを汲み取るならば「もっと自ら行動して欲しい」だと思います。
若者の立場から反論するならば効率よく行動しているだけです。
「興味のあることは積極的、興味のないことは消極的」のどこが悪いのですか?
私は子供の時から苦手の克服より得意の向上を意識していました。
学校の勉強では苦手な国語や英語の向上ではなく数学で100点を目標としました。
通っていた高校は「くくり募集」を採用していました。
くくり募集の意味は次の通りです。
島根県立松江商業高等学校ホームページより引用
参考ページ:学科紹介 – 募集時~1年生
入学前に特定の学科を選択せず、入学してから後、各自が選択した学科に分かれていくシステムです。
入学する以前には学科に関する内容を理解しにくかったり、学科選択には不安や迷いが生じる場合もあります。
くくり募集では、1年間全員が同じ基礎科目を勉強しながら、興味や関心・能力・適性をじっくり考え、2年生に進級する際に自分の目標に合った学科を選択できます。
私はこの制度により2年生の学科選択時に「情報処理科」を選びました。
定員は40名で同学年生徒数は約240名なので倍率は6倍です。
定員が超えた時は成績で優劣を決めますが学科毎に重視する教科が異なります。
情報処理科では「数学」を重視して数学の成績が2倍で計算されました。
得意な数学を突き詰めた1年生勉強が評価として認められたと感じれる瞬間でした。
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得意なことや好きなことだけに進んでいると周りから見て浮いた存在です。
でも、とことん突き詰めればいつの日か周りも認めるようになります。
今の若者は好きなこと得意なことで評価されたいのではないでしょうか?
例えば同い年または自分より若いプロスポーツ選手、俳優さん、女優さんを見て
「同い年なのに活躍して凄いなー」と思うことありませんか?私は多々あります。
これは言い換えれば嫉妬です。私の場合は間違いなく嫉妬です。
同い年もしくは年下なのに自分の好きなことで結果を出す姿に嫉妬しています。
もちろんそこに至るまでの苦労があるのでその人の努力の成果です。
好きなことにストイックに取り組んで結果周りから認められ評価される。
今の若者が達成感を味わい生き生きとしている時ってこれじゃないですか?
私はこれからも好きなことを突き詰めます。周りから評価されるまで努力します。
@TwinTKchanさんさんの「20代の若造だからこそ「好きなことを仕事に」というキャリア論を語るべき」という記事ははとても勇気を頂けます。
「今の若者は言われたことしかやらないな!」のではない、
「興味のあることは積極的、興味のないことは消極的」なのです。
若者の取扱説明書まで出るくらいですからね…。
若者と言うジャンルは今後も良い意味でも悪い意味でも注目されるでしょう。
同じ若者よー。好きなことを突き詰めて生きようぜ!
そして好きなことを仕事にして幸せになろうぜ!