「馬券の売り方」について若き競馬ファン二人で対談してみました
私は競馬の予想を語り合うことも好きなのですが、「競馬」そのものについて語り合うのも好きです。
そこで今回は私(@tanesho42)と競馬仲間(@takuzikun)で「馬券の売り方」について語り合ったので対談記事とします。
将:@tanesho42、拓:@takuzikun
将:でわ「馬券の売り方」をテーマに第1回目の対談をしましょうか。
拓:はい、よろしくお願いします。
将:新たな取り組みだけにいつまで続くのか?
拓:テーマが尽きるまで続ければいいんじゃない?まずは目標10回かな?
将:10回ね。頑張ろう。
拓:じゃあ「馬券の売り方」なんだけど2つ着眼点があるんだ。
将:2つですね。なんでしょう?
拓:1つ目は「フレキシベット」、2つ目は「アイシート」、この2つから今後の馬券の売り方を考えたい。
将:なるほどね!まずはそれぞれ説明を書きますか。
フレキシベットとは「総額賭け」を意味します。
現在のは1点100円から購入可能なので60点買う時は最低6000円必要です。これがフレキシベットならば総額3000円で賭けることが可能になり「3000(総額)÷60(点数)=50(1点の賭け金)」のように1点50円で馬券を買うことが可能となります。
参考ページ:これは楽しみ「フレキシベット」という賭け方◆404号室/遠藤正照の的中引き受け人
アイシートとはICカードを利用して、馬券を購入できる仕組みでキャッシュレスで競馬を楽しむことが可能。京都競馬場で導入されている。
参考ページ:京都競馬場
拓:説明ありがとう。
将:まずは「フレキシブルベット」だけど、JRAと競馬ファン双方にメリットがなければ実現は難しいと思う。
拓:馬券の売り上げが低迷してるってところがまず大きいんだろうね。その原因は不景気だと思う。
将:不景気ね…。
拓:というより不景気だという世の流れからお金を使う人が減ってると思うんだよね。
将:確かに、俺も馬券に使うお金は競馬ファンの平均より少ないと思う。
拓:でね、売り上げのトップシェアって三連単なわけじゃん?3連単って買おうと思うと何十点と買わないといけないじゃん?だからフレキシベットを導入するべきだと思うわけ。
将:フレキシベットが実現すれば三連単を中心に馬券を買う人にはメリット大きいね。購入金額による戦略の幅も広がるしね。
拓:やっぱり3連単を買うのが一番面白いの。それは間違いない。
将:んー。一番は単勝と複勝だと思うけど…。
拓:どの券種が良いかは本題から外れるから止めよう。
将:そうだね、今回は止めよう。
拓:3連単を低コストで楽しめるようにするためにもフレキシベットの実現を望んでる。
将:1点あたりの金額を減らすわけね。それでより3連単を身近にしようと!
拓:そうそう。
将:まあ競馬ファン目線で考えればメリットしかない予想だよね。
拓:でしょ?フレキシベットは革命だよ。
将:JRA目線から考えると3連単の売り上げが上がる可能性はあるけどシステムの改修や端数の調整とかあるよね?
拓:そう!これってまず売上とかよりまずネックになるのが端数なんだよね。JRAも悩んでいるんじゃない?
将:今は10円単位切り捨て?だけど1円単位まで考慮しないといけないよね?
拓:でもこれって簡単だよね。もうはじまったのかな?地方競馬が50円からの馬券を始めたじゃん。
将:あー。始めたね。
拓:地方競馬が50円からの馬券できたのはネット投票だからなんだよね。
将:近代的だよね。
拓:今の券売機を使わなければ端数問題は解決できるんじゃない?
将:ん~どうだろうね。
拓:細かいシステムについては分からないけどさ。
将:端数はどうするの?10円単位切り捨ては通用しないよね?一円単位も払い戻しとして返す感じかな?
拓:それはもちろん!それ自体は難しいことじゃないと思うんだけどな。
将:もし1円まで払い戻すならばフレキシベットはネット限定じゃない?今の券売機で一円までの払い戻しは改修大変だよ。
拓:うん。確かに!一つ可能にするのが一部ウインズで始まった?チャージ式の馬券サービス「アイシート」だよ。
将:京都競馬場だっけ?何かあったね。
拓:Win5の販売用に導入された感はあるけど、先々を見据えての一歩だとおもう。
将:アイシートね、こういう新しい技術は年寄りには嫌われそうじゃない?WINSで年齢別集計とるとまだまだ年より多いと思うんだよね。
拓:それはそうだろうね。若手がネット投票に流れてるから、それはより顕著だよね。
将:フレキシベッドの実現にアイシートは役に立ちそうだけど。現状年配の多い競馬ファンにどこまで浸透するか?ってとこだよね?
拓:そうだね。
将:システム改修や既存ファンへの浸透など課題はあるにせよ、フレキシベットとアイシートが普及すれば馬券の売上も増えるのでは?というのが結論かな。
拓:追求すれば、まだまだ掘り下げれるけど、1回目としてはこの辺で終わりますか。
対談を終えて…
以前から取り組みたいと思っていた競馬に関する対談ですが、実現に向けまず第一歩を踏み出せました。今後も対談については続けていく予定です。
JRAにとって馬券売上の低迷は深刻な悩みです。私たち競馬ファンもこの悩みについて考え日本競馬を盛り上げることができるかもしれない。そんな思いでこのテーマにしました。
「競馬」はファンを作る力があります。だからこそ考え方やアイディア次第でもっと競馬を多くの人に知ってもらうことができれば、日本競馬はもっと良くなると思っています。