良い作品を作るなら質の高い人ではなく熱意のある人
これから何かを作ろうと取り組む時に自分一人なら問題ないですが大人数で作業する時は注意が必要です。作品制作に関わる人に求めるべき要素は質の高い技術では無く作品に対する熱意です。
人員不足によって使える人材を集めて作った作品が最高傑作となる可能性は低いでしょう。良くて普通で悪くてボツです。
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学園祭でヤル気ない奴いたでしょ?
例えば学生の時に文化祭ありましたよね?学校によって文化祭の内容は異なると思いますが私の高校はクラスでお店を開くような文化祭でした。ハッキリと覚えていませんが高校3年間でアイスクリーム、プリン、冷麺を販売するお店を開きました。
クラスメイト40人程度で協力してお店を開きますが「やる気のない奴」が絶対いるんですよ。結局イベント毎で「やってやるー」と意気込みが良いのってクラスのイケているグループなんですよね。
お店を開くためには店舗の準備や材料の仕入れ・加工と販売するまでに必要作業が多くあります。これをやる気ない奴も含めた40人で分担するのかヤル気ある奴だけで分担するのかでお店の完成度は全く違うと思います。
つまり良い作品を作りたければ制作に携わる関係者は技術や質で選ぶのではなく制作に熱意を持った人を選ぶべきだと私は思います。
ヤル気は人それぞれけどヤル気ある奴を集めたい
仕事でもやる気ある熱意を持った人を集めて作品作りができれば理想ですが現実問題は人員不足なので難しいでしょう。私も仕事では環境面で人員不足による痛手を体感しています。
結局使える人員を集めた時は「稲盛和夫の経営問答 従業員をやる気にさせる7つのカギ」のようにヤル気を高めるしか方法は無いので手間です。それなら最初からヤル気が高まった人を集めたいですよね。
社会人となり6年目になりますが仕事でスキルや知識も大切ですがそれ以上に「ヤル気」は大切だと働いて実感してます。時にヤル気はスキルや知識を上回るほどの力になると思っています。
じゃあ「ヤル気」は何で決まるのか考えてみました。思いつくのは次の要素です。
- 興味や関心
- 報酬
- 一緒に作業する関係者
- 将来性(将来役に立つかどうか?
などなど…。チェックリストじゃないですがヤル気スイッチを押してくれる要素は人それぞれだと思います。
ヤル気なんてのは環境次第で良くも悪くも変わる
皆さんは今取り組んでいる仕事や作業はヤル気をメラメラと燃え立たせてくれますか?そうでなければヤル気を燃え立たせてくれるような環境に身を置けると良いですね。
ヤル気ない人も好きでヤル気ないわけじゃないと思うんです。興味ある好きなことには全力で興味ないことには無関心なだけです。それが良い悪いは人それぞれですが私は悪いことではないと思っています。
たまたま運悪く興味の無い環境に配置されただけですからね。それなのに役に立たないと評価されるのは残念だと思いませんか?
例えば私は料理が全くできないので皆で料理を作ろうとなった時に使えない奴だと評価されると思います。しかし私は洗濯なら得意なので皆で選択しようとなった時は使える奴と評価されます。
私はヤル気の上がる環境を目指す。
つまり環境次第で人は良くも悪くもガラッと変わるということです。
1日24時間は皆平等ですが24時間をどんな気持ちで過ごすかで人間としての成長は大きく変わると私は考えています。ヤル気は無いけど安定した仕事とヤル気はあるけどやや収入の低い仕事なら後者の方が大きく人間的成長を感じれるはずです。
ヤル気の上がるような環境で生きてみましょう。そうすればきっと良い作品がこの世に多く生み出されるはずです。