複勝の抑えを買った方がいいのか悩む人へ
単複で馬券を買っていると時々、「複勝で抑えることって必要なのかな?」と悩むことがあります。
これ、結論から言えばケースバイケースなので、必要だと思う時もあれば必要ではないと思うときもあります。
単勝の2着と複勝の1着
単勝しか買っていない時に2着だったり、複勝しか買っていない時の1着というのは悔しいですよね。
「あー、複勝も買っていれば」とか「単勝で買っておけば」など、悔しいですよね。競馬にタラレバは禁句ですが、後悔はしますよね。
複勝を抑えとして買う目的は、本命馬がもし負けても三着以内に入ればトントンで終えることだと思います。
それって、三着以内には高確率で来るだろうという自信があるからだと思うので、言い換えれば、「複勝の抑えではなく、単勝のおまけ」とも言えますよね。
私は複勝の抑えを否定するつもりはありませんが、複勝の抑えを買うということとが自分の予想結果と矛盾していないか?
大事なのはそこだと私は思います。
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単勝だけ、複勝だけ、でも勝てること
「境和樹」さんと「今川秀樹」さんという予想家をご存じですか?
まず、境和樹さんは「単複論!」という本を出している予想家で穴馬の単複が基本スタイルです。
単複とは言っていますが、複勝だけでも儲かる穴馬を狙っているので、メインは複勝で単勝はおまけ的な位置づけで予想されています。
次に、今川秀樹は「勝つべくして勝つ! 競馬3点突破論」という本を出している予想家で単勝が基本スタイルです。
抑えの複勝は買わないで、本命馬が2着だった時は予想自体が間違っていたと考える予想をされています。
お二人とも凄く参考になる本を出されているのでファンとして読みましたが単勝と複勝という点では考え方が両極端です。
おそらく境和樹さんは複勝だけ、今川秀樹さんは単勝だけで馬券収支プラスに出来る予想家です。それでいて境和樹さんは単勝も買い、今川秀樹は複勝は買わないという考え方。
大切なことは「単勝だけ、複勝だけで、でも勝てる」ということです。
勝つための選択肢
最初と同じことを書きますが、「複勝で抑えることって必要なのかな?」という悩みに対して、結論から言えばケースバイケースなので、必要だと思う時もあれば必要ではないと思うときもあります。
考えるべきポイントは勝つための選択肢です。
最近、私は勝負レースを単勝だけで買ってみています。これまで複勝が基本だったので少し実験的な試みもありますが、単勝だけしか買わないことで気付いたこともあります。
「本命馬を決めてから単勝か複勝か悩む」と「単勝しか買わないと決めて予想する」のは意味が全然違います。
どうやって勝ちたいか?そのためにはどうすればいいのか?まずはそれを考えると複勝で抑えるべきかどうかも見えてきます。
選択肢のヒント
前述で紹介した書籍はどちらも競馬予想の考え方という点でヒントになる一冊ですのでオススメです。