「もっと勉強すればよかった」は大人になってみないと実感できない
子供の時に大人から言われる「大人になるともっと子供の時に勉強をすればよかったと後悔するから勉強した方が良いよ」というアドバイス。
同じようなアドバイスを子供の時に言われたことありませんか?
私は子供の時に大人の方やひとつ上の先輩からも言われました。けど当時の自分は「そうなんですかー。」程度にしか思いませんでした。
自分が大人になって思うことは「子供の時にもっと勉強すればよかった」という後悔です。
子供の時に大人の方が言ってたアドバイスが今になって分かります。子供の時にもっと勉強していれば違ってたのかなと後悔ですね。
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子供は将来を想像できない
「子供の時にもっと勉強した方が良いよ」と言われた子供の立場としてはアドバイスの受け止め方が難しいです。勉強しろと言われても将来どういう仕事したいかも分からないし…って感じでしょう。
確かに子供の時に将来の自分のビジョンを明確に想像できる子は少ないです。だから勉強した方が良いと言われても説得力がないんですよね。
そして普通に生きて大人になって「子供の時にもっと勉強すれば良かった」と後悔するのです。
じゃあどうすれば良いのか?
じゃあどうすれば良いのか?考えてみました。
大人の立場
大人の立場としては自分の体験談をもっと語ることです。どうして今の仕事を選んだのか、働いてみて思うことや感じることとか。
私の場合は自分の意思で今の仕事を選びましたが正直軽率な考えで就職先を選んでしまったと後悔もあります。
高校生の知識なので社会のこともよく分からず選択肢から選んだだけです。働いてみれば勤務地は東京で残業の毎日。
こういう失敗談とかを子供に話してあげることが大切だと思います。体験談は誰でも話せるようなことではないですからね。聞く側としては体験談を聞けるのは貴重なことですよ。
子供の立場
子供の立場としては将来自分はどうなりたいのか明確に考えることです。どんな仕事をしたいのか、どんな生活をしたいのか。
学生の時は責任があまりなく自由な時間が多いので勉強するべきです。
勉強と言っても、国語、数学、英語、理科、社会に限ったことではありません。社会の仕組みとか、どんな生き方があるのか、好きなことや興味あることを一生懸命勉強してほしいです。
大人になると勉強する時間がとても少なくなります。私は高校を卒業するときに働きながらも勉強はできると思い大学へは行かず就職しました。
ところが、想像とは大きく異なり希望していたことを働きながら学べる環境ではありませんでした。でも仕事だから仕方ないです。働きながら学ぼうと考えていた自分が甘いです。
勉強することで企業の駒にならない人間になってほしい
何のために勉強するの?
日本人は良い会社に入るために勉強をするというイメージがあります。ノマドワーカーという生き方のように将来的には良い会社に入るためではなく自分で稼ぐために勉強するに変わっていくと思います。
特に若者はそういう意識が強いと思います。
もし会社に入ったとしても雇った側からすれば人間は一つの駒みたいなものですからね。じっくり育てれるのは大手だけですよ。
中小企業は即戦力を求めますので使える場所で戦力として時間をかけて育てるようなことをして結果として余裕がなくなり苦しみます。だから若者の離職率が高いのではないかと私は考えています。
私は大学に通っている人がとても羨ましいんですよね…。個人的な意見になりましたが学びは大切です。中学生、高校生、大学生の方には今の自由に学べる時間がとても貴重だということを分かって頂ければこの記事を書いた意味があるので嬉しいです。