学校へ行きたくない子へのアドバイスが益田市立吉田小学校のホームページにありました。
ブログで時々書いていますが、私は過去に不登校を経験しています。
不登校という経験は今思い返せば、人生の勉強になった良い経験でもあり、親にとても迷惑をかけた悪い経験でもあります。
そういう過去もあるので、私は不登校に悩む子供とそのご両親の役に立てないかと日頃から考えています。
しかし、一般の会社員である私が個人として出来ることは、経験した立場から意見やアドバイスを書くことくらいです。
あまり役に立てないかもしれないですが今回は島根県益田市立吉田小学校のホームページで見つけた、不登校で悩むご両親へ向けたメッセージをご紹介します。
心温まる小学校ホームページの文章
島根県にある益田市立吉田小学校のホームページで大変心温まる文章を見つけました。
学校へ行きたくない子供で悩んでいるご両親はぜひ一読して下さい。
今の時代は教師の質も疑うようになりましたが素敵な先生は絶対に全国色々な小学校にいます。
私が小学校で不登校に悩んだ時も多くの先生が助けてくれました。今でも本当に感謝しています。
親より教師の方が理解している
保護者の方は教職員の一万倍以上その子を愛していますので冷静な分析はわが子に関してはなかなかできません。
我々教職員はもう何十例も一年生の学校不適応を見ています。
引用させて頂きましたが、本当にその通りだと思います。
私の担任だった先生は妹の誕生を重視した
私は小学3年生の時に不登校だった時期がありました。
夏休みが終わって2学期が始まる時に学校へ行くのが怖くなり1日休んだら次の日も行くのが怖くて不登校になりました。(この時2回目の不登校時期でした。)
約1ヶ月後に私は妹が産まれました。産まれたその日に先生は私を車に乗せてくれて母が入院する病院に妹を見に行こうと病院へ行きました。
そこで本日2回目になりますが生まれたばかりの妹を先生と一緒に見て「大切な兄弟が増えたね、お兄さん。」と言われました。
その言葉の意味は私の想像ですが「大切な兄弟が増えたからお兄さんとしてしっかりね」と頑張るキッカケを作るような一言でした。
親だから何?周りの人に支えて頂く!
ご両親に聞いてみたいです。「自分の子供が不登校だと恥ずかしいですか?」
自分の親にも聞いたことありませんけどね。この機会に聞いてみようかな。
私は不登校の時期に多くの人に支えられ助けられました。
両親、兄弟、祖父母、担任の先生、クラスメイトの仲間などなど…。きっと当時は1人で解決することは不可能でした。
同じく私の両親も周りの人に支えられたのだと思います。(あくまで想像ですけどね。)
私は自分が不登校だったことを恥ずかしいとは思いません。将来自分の子が不登校になっても恥ずかしいと思いません。
けど1人ではきっと解決できない困難があるので周りの人に支えをお願いさせて頂きます。
そうやって親子で進んでいくのではないでしょうか?
最後に…
不登校で悩む子を救いたい気持ちはご両親と同じくらい学校の先生も思っていることです。
昔と比べ学校の先生と生徒や保護者の距離は遠くなった感じもありますが、悩む生徒を助けたいと思う先生は全国にたくさんいます。
吉田小学校は私の出身である島根県で何かの縁だと思い今回ご紹介させて頂きました。
ブログを書いて情報発信している立場からすれば、学校のホームページなど先生が生徒や保護者に向け情報発信できる場は貴重だと思います。
今後も吉田小学校のように学校が発信した情報を見て生徒や保護者が嬉しい気持ちになることを期待しています。