不登校経験者より、不登校を克服するために大切なこと
私は小学生の時に不登校を2回経験しています。
当時は凄く苦しみました・・・。そして親にも凄く迷惑をかけました・・・。
でも!最後は不登校を克服することができました!
私が不登校となり体験したこと、不登校を克服した方法などについて書きます。
子供が不登校で悩んでいる親さんへ届けばと思っていますので良ければ参考にして下さい。
不登校を克服したきっかけは?
繰り返しになりますが、私は小学生の時に不登校を2回経験しました。
・1回目:1年生の2学期~3学期の途中
・2回目:3年生の1学期途中~3学期の途中
2度の不登校期間がありましたが、最後は学校へ行けるようになりました。
克服のきっかけは何だろう?って思い返してみると2つありました。
早速ですが、ズバリ!この記事の結論です!
2.周りの人による支え
もし不登校を克服することのゴールが学校へ行くことだとします。
そうなると不登校を克服するための最後の鍵は本人の学校へ行こうとする意思です。
私も子供の時に不登校だったので、おそらく親や先生はどうにかしてでも私が学校へ行けるようサポートしてくれました。
だた、私は学校へ行くのが嫌で周りのサポートに応えることはできず不登校を続けました。
時には、周りのサポートが嫌だと感じることもありました。
「ほっといてくれよ!学校なんて行きたくない!自由にさせてくれ!」
当時はそんなことを考えていたはずです。
しかし、周りのサポートは凄く大切です。
私が最終的に学校へ行こうと思えるようになったのは周りの人による支えがあったからです。
周りのサポートが嫌だと思うことはありましたが、最後は周りのサポートに感謝をすることになりました。
1.少し学校へ行こうと思う気持ちになる
2.周りのサポートが学校へ行く後押しをしてくれる
3.勇気を出して学校へ行ってみる
4.不登校で遅れていた期間を周りがサポートしてくれる
5.学校へ行けるようになる。
流れとしてはこんな感じです。
不登校を克服するために親ができること
不登校で一番悩むのは子供だと思いますが、親も同じくらい悩んでいるはずです。
不登校から数年たったある日、私は親に「不登校の時に悩んだか?」と質問したことがあります。
あまり詳しくことまでは話しませんでしたが凄く悩んだそうです。
『どうすれば私の子供は学校へ行けるようになるだろうか?』そんな毎日だったそうです。
同い年の子供は学校へ行っているのに自分の子供は学校へ行っていない。
それも子供の個性であり悪いことではないと思っていても、やはり凄く不安なことだと思います。
親が子供の不登校にどこまで入り込んでいいのか?難しいところですね・・・。
不登校を経験した私の意見としてはあれこれ干渉し過ぎず放置し過ぎずが理想です。
いやいや、難しいですね。
親が自分の味方でいてくれることは何より嬉しいですし安心するはずです。
子供だって自分が不登校のせいで親に迷惑をかけていることは痛いほど痛感しています。
そん状況でも身近な親が味方でいてくれることは凄く支えになります。
これは私が不登校の時に感じたことです。
不登校を克服って何がゴールなの?
ここまでは学校へ行けるようになることが不登校の克服だとして書きました。
ここで少し視点を変えますが、不登校の克服って学校へ行くことでしょうか?
学校へ行くことも確かに不登校を克服する1つの正解だと思います。
しかし、今の時代なら他にも正解はあると私は考えています。
中島芭旺くんは、学校へ行かずに自宅で勉強することで話題になった子です。
「不登校」という単語をネガティブな言葉にしているのはその人自身
僕は「不登校」と書いて可能性と読んでいる。— BAO (@bao829) 2014年12月12日
このツイートとか凄いと思いますね、私が不登校だった当時は学校へ行くことが不登校を克服することでした。
自宅で学習するなんて選択肢は無かったです・・・。
けど今は違って勉強という点で言えば学校へ行かなくても本人のやる気があれば自宅で勉強することは可能です。
だから不登校に対して『克服』なんて言葉を使うことが本当は正しくない時代です。
そんな中島芭旺くんは、2016年11月11日に学校へ行くという選択肢を選んだと僕の新しい世界に書いてありました。
そう考えると不登校克服のゴールって学校へ行くことだと決めつけるのは早くて、もしかしたら子供にあった他のゴールもあるかもしれません。
不登校を克服した経験者として一言
不登校を経験した立場として思うことは、不登校は悪いことではないです。
大人でさえ集団生活に苦しみ会社を辞める人もいいるので、子供が集団生活に悩み学校へ行かないというのは普通かと。
『学校へ行けるようになる』親としてはこれが理想だと思います。
目標は子供が学校へ行くことで間違っていないです。
ただ、前でも書いた通りで学校へ行くことが子供にとっての正解なのかは分からないです。
いつの時代もイジメは無くならなくて、もし不登校の理由がイジメなら学校へ行くことが正解だとは思いません。
※イジメについては色々と思うことありますがこの記事では割愛します。
不登校を克服する方法に正解は無いと考えています。
親が子供をサポートして子供がどれだけ自分の足でしっかりと歩けるかです。
そのため不登校を克服する期間も人によって様々です。
不登校が悪いことではないという考えに共感して頂けるなら他の子供と自分の子供を比べないであげて下さい。
また、私の不登校を克服した体験談も書いているので長文の記事ではありますが良ければ参考にして下さい。