お客様だからって偉くもないし、神様でもない。
仕事において、お客様は大切であり失礼があってはいけませんが、お客様が絶対かと言うとそんなことありません。
お客様を神様のような存在だと思う必要はないということです!
素晴らしい回答を発見
店によっては、お客様が店に対して意見を言えるシステムがありますよね。
先日、あるお店でお客様からの意見に対する店側の回答が素晴らしくて感動しました。
【お客さまの声】
最近、このお店に買い物にくることが多いです。
安いし、品揃えもいいし、最高です。
ですが、昨日来たときに気持ち悪いものを見ました。
昨日、お店に来たときに1階の駐車場で、車の中から手をつないで出てきた男の人たちがいました。
同性愛者というやつなのでしょうか?
最近はどんどん増えてきているといいますが、やっばり見ていて気持ちが悪いです。
お店としては、そういう人たちを入店できないような対策を取ろうとは思いませんか?
そういう人たちは家とかでこそこそ会っていればいいのに・・・と思います。
対策とかしてくれないなら二度と来ません。
そういうお店ってこともインターネットに流します。
このお客様の声に対する店側の回答がこちら。
【本部 個性輝く生き方推進室長】
結論から申し上げます。
もう来ないでください。
当社では、同性愛者の方も異性愛者の方も関係なく、皆さま同じお客さまとして接しております。
お客さまは神様だという認識も誰一人として持っておりません。
皆さま大切なお客さまです。
お客さまを侮辱する方を、当社はお客さまとしてお迎えすることができません。
ですので、二度と来店なさらないでください。
また、当社ではLGBTの方々が多く働いておりますが、気持ち悪い、辞めさせろといった意見は一切出ておりません。
あなたさまの考え方や感じ方を否定するつもりはございませんが、LGBTの方々の生き方を真っ向から踏みにじるような言動はおやめください。
それだけをお願い申しあげます。
引用させて頂きましたが、凄いですよね、よく言った!って感じです。
客を区別して良い
店側としては、お客様だとしても迷惑になるようなら、お断りすればいいのです。
それが出来ない職場もありますよね。
私の仕事はどちらかと言うと、お断りできない仕事です。
だから、お客様の言うことが絶対的な感じなのですが、やっぱり違和感を感じています。
ビジネスとして力があれば、お客様を区別することだった可能なのです。
余談だけど、組織より個人について
ここからは少し余談です。
前で紹介したツイートの件については、結果的に、本部の人が正しい回答を記述してくれましたが、
もしかしたら、「お客様の言うことが正しいとは思わないけど、お客様だから。店の立場も考えて怒らせないように対応をお願いね!」って言われたらどうします?
納得できないですよね?
でも、実際にこのような職場って結構多いです。
組織で働いているが故に、自分の意見ではない対応をしなければならない。
これが嫌だから、私は個人をテーマに生きております。
以上、最後は余談でした。