貯金に人生を支配されているのはつまらない

公開日:  最終更新日:2018/10/20

こんにちは、昔は貯金に支配されていた@tanesho42です。

日本人って貯金が大好きですよね、昔の僕も同じだったので分かります。

20代前半くらいの僕は貯金が大好きで増えていく貯金残高を見ることが趣味と言ってもいいレベルの貯金オタクでした。

しかし、ある時に貯金に人生を支配されている自分ってつまらないと気付きました。

その理由は欲しい物が無かったからです。

物欲を抑える方法の考え方という記事を書いたことあるのですが私は物欲が無い性格です。

「お金やるから何か買えよ」って言われたら何か欲しい物を考えて決めることはできますけど、じゃあそれが絶対欲しい物なのかといったら違うんですよね。

そんな感じで物欲が無いからこそコツコツと貯金を貯めることが趣味でしたが、ある日貯金に支配されている自分って…って思ったんですよね。

貯金
photo credit: 401(K) 2013 via photopincc

貯金に支配されている状態

欲しい物が無い私にとって貯金とは何か物を買うための行為ではなく緊急時に対応できるための準備のつもりでした。

1円でも多く貯金したいから支出で削れる部分は徹底的に削りました。食費を削り日用品も削り、外出すればなにかとお金を使うので休日は部屋に引きこもりお金のかからないことで楽しむ生活でした。

そんな生活をしているある日に思いました。「あ、俺って貯金に支配されているわ…」ってね。

貯金は悪いことではありませんし、とても大切な自己管理なので浪費する人よりしっかり貯金できる人の方が良いです。

でも貯金に支配されているような状態は人生楽しいですか?時間の無駄だと思いませんか?

貯金が趣味の自分はつまらなかった

どうして貯金に支配されている状態は人生楽しくないと思うのかというと、実は私も同じ経験をしたからです。

私は19歳で東京へ上京しましたが、上京した1年目は友達もいなくて生きる目は貯金でした。

食費を極限まで削り、遊びにも行くこともせず1円でも多く貯金して、預金残高を見てニヤニヤするのが喜びでした。

貯めたところで何に使うかも決まっていないのに貯金が生きる目的って、今思えばくだらない1年間でした。

私は貯金に支配されて過ごした1年間を本当に後悔しています。だからこそ若者には同じような状況になってほしくないんですよね。

不景気の現代において皆さん貯金の意識って高いと思います。貯金は大切ですけど一方でお金を使うことも同じくらい大切です。

なぜ貯金をするのか?

結論から書くと「大金が必要となった時に借金しないためです。」

怪我をして入院すれば治療費が必要になります。最悪収入源が無くなることも考えられます。

そんな時に貯金あれば生き延びれる可能性があります。まあ日常生活で緊急で大金が必要になることってあまりないけど。

(なんて言っていたら危険!いつそんな日がくるか分からない!)

皆さんが貯金をする目的は何でしょうか?貯金に支配されてはいけませんがある程度の貯金は必要です。

貯金にゴールは存在しない

もし目標が「貯金」だったらゴールは無いと思っています。

100万を目標に貯めれば次は200万貯めたくなる。性格にもよりますが人間ってそういう生き物ではないでしょうか?

貯金に支配された人生ってつまらないですよ。体験したから本当です。前にも書いた通り貯金ってある程度していればほとんど対処できると思います。

だから貯金は大切ですが目標にすると人生損しますよ。私もそうだったように…。

貯金との正しい付き合い方を今一度考えてほしいです。



ご愛読ありがとうございます!

よければシェアとツイッターのフォローもよろしくお願い致します!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • このエントリーをはてなブックマークに追加