物欲を抑える方法の考え方
私は物欲が無い自分の特徴を会話のネタにする時があります。
実は、物欲が無いことって興味を持って頂けることが多く会話が広がり助かっています。
今回は物欲を抑えるための私の自論を書きます。
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物欲が無いことのメリット
物欲を抑えたいしたいという人によくあるのが、「お金を無駄に使う機会を減らしたい」という意見。
その気持ち分かりますが、お金を節約したいから物欲を抑えるという考え方は必ずしも正しいとは思いません。
私は物欲の無い自分が好きですけど(ナルシストという意味ではなく!)、それはお金を節約できるからではありません。
確かに結果的にお金が節約できるかもしれませんが、それ以上に物欲が無いことの一番のメリットは余計な物が増えないということです。
物というのは増えればスペースを取りますし、物が増えることで探す時間が発生すれば時間も取られます。だから物はできる限り減らして生活した方がスッキリと無駄なく過ごすことができます。
物欲がなくても経験欲はある
物欲は必ずしもお金の節約になるとは思わないと書いた理由を説明しましょう。
私は物欲が無いので基本的に物を買う機会が少ないです。洋服も春夏秋冬に適した組み合わせの服を一通り持っていれば、他に服が欲しいと思うことはありません。
そのため、お金が貯まるように思うかもしれませんが、物欲が無いかわりに経験欲は凄くあります。
何かを体験するためにお金が必要な時は後先を考えず結構使ってしまいます。たとえば映画とか外食ですね。
だから、お金を節約したいから物欲を抑えるという考え方を全否定する気はありませんが、物欲が無いことのメリットはお金とは別の視点にあるのではないかと私は考えています。
物を買わなくても楽しめる
物欲が無い私によく問われる質問で「お金を使わずに楽しむ秘訣は?」というのがあります。
まず、自分は楽しむためには必ずしもお金が必要だとは思っていません。
別にお金が無くても楽しめることは沢山ありますが、お金を使うことで楽しみが手に入るというのも事実だと思います。
正確には楽しむ時間をお金で買っている感覚ですけどね。
「お金を使わずに楽しむ秘訣は?」という質問を「物欲が無いのに楽しむ秘訣は?」に置き換えて回答するなら。
好きなことを見つけて、それだけに集中することですね。
上から目線になるのですが、物欲がある人って「コレだ!」って言える何かに出会えていないと思います。(必ずしも全員がそうだとは言いませんけどね。)
私の場合は、ブログ、競馬、投資が自分の好きなことの3本柱で、最近はサッカーも加わっていますね。
毎日をこれらだけに集中して取り組んでいるので、これら以外に対する物欲はありません。だから洋服とかゲームとか欲しいと思うこともありません。
無理に何か1つに絞ろうとしなくても、自分が打ち込める何かがあれば、それに時間を使うようになって他のことに時間やお金を使うことがバカバカしく思える時があります。
これが物欲を抑えられるようになった瞬間ではないかというのが私は自論です。
捨てることで物欲を抑える
物欲が強い人で、さらに危険なのは物を捨てられない人です。
物欲が強いということは、あれこれ買ってしまうので当然持ち物は増えていく一方です。
たとえば洋服を買う代わりに、持っていた洋服を誰かに譲るのなら物が入ってくるのと同時に物が出ていくので問題はありません。
前にも書いた通り、物というのは増えればスペースを取りますし、物が増えることで探す時間が発生すれば時間も取られます。
物欲が強い人は物が増えて良い生活が出来ていないという可能性も高いです。そこにストレス発散で買い物をして物が増えれば悪循環の繰り返しです。
だから物を捨てましょう?
もし物欲が強くて色々買ってしまう自分を変えたいのなら、まずは身の回りの不用品を捨ててスッキリさせてみて下さい。
スッキリしたことに清々しさを感じ、買い物をすることにより、また物で囲まれることを嫌がり物欲が低下する可能性もありますよ。