円高と円安について分かりやすく短く説明します
私は投資を始めるようになってから「円高」や「円安」という言葉を理解しました。最初は難しいと思っていたのですが覚えてしまえば結構簡単な仕組みです。
ビジネスマンとして働いているなら円高、円安といった社会情勢は理解していて当たり前ですし、お金に関する知識が必要となってくる将来で円高・円安くらい知っていて当たり前です。
当たり前だけど時々分からなくなるので今回は円高、円安について分かりやすく、そして短く私が覚えた時のメモを参考に説明します。
円をドルに換える
円高、円安を考える時は、円(日本)をドル(アメリカ)に換えることをイメージします。
この記事を書いている今現在は「1ドル=113円」なので、113円を払えば1ドルに交換してもらえますし、1ドルを持っていれば113円と交換してもらえます。
しかし、この「1ドル=113円」というのは日々変化しますので明日になれば「1ドル=112円」になっているかもしれませんし、「1ドル=114円」になっているかもしれません。
それぞれのパターンを説明しますが、イメージアップのために私が覚えるためにメモした図をご紹介します。
【円安】1ドル114円になった場合
昨日は「1ドル=113円」だったのが今日になって「1ドル=114円」と円が高くなることを「円安」と言います。
1ドルのハンバーガーを買うのに昨日は113円必要だったのに今日は114円払わないとで買えないので円の価値が安くなった(円安)ということです。
【円高】1ドル112円になった場合
昨日は「1ドル=113円」だったのが今日になって「1ドル=112円」と円が安くなることを「円高」と言います。
1ドルのハンバーガーを買うのに昨日は113円必要だったのに今日は112円払えば買えるので円の価値が高くなった(円高)ということです。
覚え方
1ドルが113円→114円と1円上がったのに「円安」で、113円→112円と1円下がったのに「円高」なのでややこしくなりますが、円高、円安は「円の価値が高くなったのか、円の価値が安くなったのか」ということだと覚えておいて下さい。
円高と円安どっちがいいの?
でわ、円高と円安どちらが日本にとっては良いのか疑問ですよね?「状況に応じて異なる」というのが最も適切な答えだと私は考えています。
円高・円安と輸入・輸出の関係性で説明します。また最初に簡単な図を見て下さい。
円高の場合
円高の時(円の価値が高い時)は、輸入には有利ですが輸出には不利です。
外国通過と比べ円の価値が高いので、日本が輸出する物は高くて売れませんが、日本が輸入する物は安く買えるからです。
売るのは不利だけど買うのは有利という感じです。
円安の場合
逆に、円安の時(円の価値が安い時)は、輸入には不利で輸出には有利です。
外国通過と比べ円の価値が安いので、日本が輸出する物は安いので売れますが、日本が輸入する物は高く買うことになるからです。
売るのは有利だけど買うのは不利という感じです。
まとめ
円高と円安で社会にどういう影響があるのかは書ききれませんが、まずは円高と円安がどういう状況なのか分かって頂けたでしょうか?
一応私が覚えた時のメモを参考に分かりやすく短くまとめたつもりです(笑)
あれ?どっちがどっちだっけと分からなくなった時は見直してみて下さい。