人生は「本当にやりたいこと」だけやるとどうなるの?
「人生は、「本当にやりたいこと」だけやれば、必ずうまくいく」という久瑠あさ美さんが書いた本がありますが、皆さんどう思います?人生本当にやりたいことだけやってうまくいくのか…?そんな悩みからこの本を読みました。
人生本当にやりたいことだけやるなら、主にメンタル(心)をトレーニングすることが大切だと書かれていました。メンタルを鍛えることで人の行動や考え方は大きく変化します。
これまで生きた人生を振り返ってもメンタルの強さはとても大切だと思っていましたが、この本を読んで再認識できました。またメンタルトレーニングの参考にもなりました。
参考になった部分を少しご紹介します。
心には2つの領域があります。
心には「顕在能力」という意識の領域と、「潜在能力」という無意識の領域があります。(P18)
- 顕在能力 ⇒ 目覚めている時に様々な精神活動を行っている部分
- 潜在能力 ⇒ 自覚のないまま行動に影響を与える、本能的な心の部分
潜在能力とは秘めた力のような感じなので、これをコントロールすることで自分の能力を100%以上発揮することができるようです。集中力が高い人とかによくあるタイプですよね。
そのためにはメンタルトレーニングを通じて潜在能力を自らの意思でコントロールする力を身に付ける必要があります。
私もメンタルトレーニングで潜在能力をコントロールすることができれば、人生のあらゆる場面で自分の能力を使い分けることができます。本当に大切な場面では100%以上の力を発揮できれば、それは凄いことです。
メンタルタイプを知る
自分のメンタルタイプを知る。(P44)
読み進んでいると自分のメンタルタイプをチェックするページがあります。16個の質問に回答して4つのメンタルタイプのどれに属すか判断します。
私の場合は、「受け身タイプ」でした。アスリートだと、斎藤佑樹(野球)や安藤美姫(フィギュアスケート)と同じタイプのようです。
長所は、他人をサポートする場面で力を発揮する。短所は、自己主張が苦手で、他人に依存的で優柔不断。
驚きです。長所も短所も完璧に当たっていました。でわ「受け身タイプ」はどうすれば良いかは読んで確認して下さい。自分のメンタルタイプを知って損はないと思いますよ。
悩みの参考になった自由と安定について
「自由と安定」の関係を考える(P115)
「自由と安定」この言葉は、私自身悩んでいたことでもあったのでとても参考になりました。
自由とは不安定で、安定とは不自由です。両方手にすることも可能なのかもしれませんが、多くの人はどちらかを選択しながら生きています。
自由と安定のどちらを求めることが自分にとって正解なのか?自分の中の「こう生きたい」という思いがその人の美学であり哲学です。
「こう生きたい」という思いに合うの自由なのか安定なのかを考えて選択して生きればよいのです。
メンタルトレーニングを続けると
クリエイティブに生きる。(P189)
メンタルトレーニングを突き詰めると最後はあなたの生き方に辿り着きます。大切なのは自らの人生の主導権を誰かに委ねることなく、自らしっかり握ることです。
仕事も人生も捉え方次第では、クリエイティブになります。それは周りの人に感動を与え、自分の人生に感動が生まれるということを学びました。