ネットで読まれる文章を書くために「武器としての書く技術」を読みました
今回読んだ本はイケダハヤトさん著書の「武器としての書く技術」です。
この本は著者のイケダハヤトさんについて知ってから読むことをオススメします。イケダハヤトさんはプロブロガーとしてブログで生計を立てている方です。
私もブロガーとしてイケダハヤトさんという存在は憧れです。少し失礼なことを書くと炎上などからイケダハヤトさんを批判する人もいます。イケダハヤトさんを知ろうとすると炎上するような記事を書いているブロガーという表現があります。
しかしブログとして生計を立てているという実績は事実でなので炎上するような記事の書き方に対する良し悪しはまた別の本で考えて下さい。「なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~ (光文社新書)」などを読むと分かると思います。
でわ、武器としての書く技術を読んだ感想です。
ネット社会では国語の教科書に書いてある文章が面白いとは限らない
タイトルの通りイケダハヤトさんが考える書く技術がご紹介されています。
子供の頃に習った国語の教科書に書いているような文章を書く技術ではありません。書く技術とはネットで人に読んでもらえるような文章を書く技術です。そもそも、ネット(ウェブ)の文章を読む人は忙しいため少しでも面白い文章や気になる文章を読むのでダラダラと書いた論文のような文章など忙しい人は読まないのです。
私自身ブログを初めてからネット用の文章については日々勉強しています。ひらがなと漢字のバランスや行間のスペースなどテクニックは多くあります。この本では例題として悪い文章と良い文章が書かれているため読み手としても比較するように読めて分かりやすかったです。
第1章では文章が残念な人の特徴が書かれ、第2章では凡人の文章を最強の文章に変える方法が書かれています。
汚い言葉ですがパクリたくなるような方法が書かれていました。パクってイケダハヤトさんのような文章に近づける気もしますが自分の色を出した文章も大切なので基礎力を上げるという意味でもこの本を読んで損はありません。
イケダハヤトさんの秘密と稼ぐ技術も分かります
第3章には月40万字書き続ける秘密。第4章には書いて稼ぐ技術が書かれています。イケダハヤトさん流のプロブロガーとして書いて稼ぐ方法を知ることができます。
書き物を職業とするならばライターや編集者も同じような分類だと思います。しかしこの本で学ぶことができるのはプロブロガーとして生きるための方法です。特に私が参考としたのは執筆スピードを高める訓練や目の「解像度」を高くしておくこと。「読み飛ばし」速読術も参考になりました。
後は割り切れないことを考え続けることについては私がブログを書く責任を改めて考えさせれらました。その点については今回の感想を書く前にブログに記事を書いたのでそちらを見て下さい。(競馬について書いています。)
「わがまま」を貫いてみようと思えた
259ページにイケダハヤトさんの会社員時代のお話を例に社会に対する反論は「わがまま」であり最小化することが大人としての我慢ではないかというお話が書かれています。イケダハヤトさんがこの本で凄く伝えたい部分ではないのかもしれませんが私はこの「わがまま」に対する考えを読んでとても良い気持ちになりました。
自分も似たような考えなので読んでいて嬉しかったという気持ちですね。
私は今社会人6年目で会社員として働いていますが社会や組織に納得できないことが多くあります。しかしそれを主張したところでおそらく一般常識と違うとされ「お前は未熟者だ」と言われると思います。仕方ありません。私は何の結果も出していない。
今は組織に属すことで生きているため反論はしませんが表には出せない考えや思考をこのブログで書いたりしています。
面と向かって言わずにネットに書くなんて卑怯だと思われるかもしれませんが現代はネット社会です。ネット社会ならば私に賛同してくれる人がいるかもしれない…。いつか自分の意見を自由に評伝しても生きれる術を構築してやると思いました。