勝負師は全財産を賭けるような勝負は挑まない

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先日競馬に詳しくない人と競馬について熱く語りました。(一方的に私が語っていただけかもしれませんが)

最初は控除率の説明や競馬の魅力などを説明しましたがその方にあることを言われ少し考えさせられ勉強になったのでご紹介します。

「勝つ自信があるなら全財産賭けて勝負することもできるよね?それが勝負師というものだと思うけど。」

競馬ファンの多くは自分を勝負師だと思っています。思っていなくても馬券を買って勝ちたいと思うなら勝負師です。そしてたまにはドカンと大勝負したいという気持ちを持っている人も中には存在するでしょう。

私はドカンと1点100万の馬券買いたいと思っていますよ。もちろん馬券を買う時は当たると思う馬券を買っていますからね。

しかし勝負師だから全財産を賭けた大勝負をするのはどうでしょうか?確かに勝てば凄いですが私は反対です。

ブラックジャック
photo credit: Insight Imaging: John A Ryan Photography via photopin cc

私はどんなに自信があっても全財産を賭けて勝負することはできません。もし勝負するとしたら明日自分は死ぬと分かっている時くらいでしょうか。特に競馬は馬の故障や落馬など不確定要素によって結果が左右されることが多い勝負なので全財産を賭けるに値しないと思います。

もし私の全財産が残り人生を楽に生きていける10億だとして、勝率50%で配当は賭け金の10倍という勝負が目の前にあるとします。

勝率50%で配当10倍というのは勝負条件としては最高ですが全財産を賭けた勝負はできません。それより残りの人生を生きることのできる10億の方が大切です。この考えが勝負師として失格と言うなら私は失格でしょう。ですが勝負師ならばリスクも考慮して目の前の勝負に挑むと思います。

勝負師なら全財産賭けるというのは違う、全財産賭ける俺って勝負師じゃねー?って思う気持ちも違う。自分の中で全財産を賭ける勝負について整理できたような気がします。



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