「頑張っていない人が許せない」なら許せるようになろう
毎日を生きていると「頑張っていない人が許せない」と思ったことありませんか?
私は時々頑張っていない人が許せないと思うことがあるので思うことを書きます。
どうして頑張っていない人が許せないの?
あなたはどうして頑張っていない人が許せないのですか?
私も頑張っていない人を許せないことがあります。
例えば・・・
仕事が上手くいかずイライラしている時
仕事が上手くいかなかったり、嫌なことがあって落ち込んで暗い気持ちの時です。
帰りの電車で大学生が騒いでいる姿を見ると、「気楽そうでいいな、もっと頑張れよ。ガキが。」って心の中で言いますね。
仕事が上手くいかない自分にイライラしているから、社会に出て働く辛さを知らないであろう大学生にムカつくんでしょうね。
(後で書きますが、この大学生は何も悪くないんですけどね。)
心に余裕がない時
仕事を依頼される時の「やっといて」や、依頼した仕事が帰ってくる時の「やっといた」に対して、私は「もっと頑張れよ、考えろよ。」って心の中で言いますね。
私が相手の気持ちを上手く受けることかできなくて間違った解釈をしている可能性もありますが、明らかに「自分はやったから」というように受け取ってしまった時はムカつきますね。
本当にこの作業は必要なのか?少しでも良くなるようにやっているのか?
自分に余裕が無いから怒りの矛先を相手に向けていますね。
(これも後で書きますが、相手は何にも悪くはありません。)
原因は自分だよね?
仕事が上手くいかずイライラしている時も、心に余裕がない時も、「もっと頑張れよ」と思う気持ちの原因は自分ですよね?
そういう状況になったのは必ずしも自分だけが原因ではありませんが、
「もっと頑張れよ」は「もっと頑張れよ自分」かも・・・
頑張っていない人が許せない時の気持ちは自分に向けての気持ちかもしれないと気づきました。
自分は頑張っている時もあるでしょう
ここまで書いた内容は私の実体験が中心なので本当に自分は頑張っているからこそ、頑張っていない人が許せないと思う人もいるでしょう。
それは頑張っていない人が許せない気持ち分かります。凄く分かります。
でも・・・、あなたの目線で見ればですよね?
自分は精一杯頑張っているのに頑張っていない人が許せないなら、それはあなたと頑張っていない人のレベルが違います。
頑張っていないから許せないと思う人も相手からすれば精一杯頑張っているかもしれない。
でもそれは仕方ありません。もうあなたの方がレベルが上になったからです。
「許せない」から「許せる」になった時は成長です。
「許せない」から「許せる」になった時は自分の成長です。
「許せる人」と「許せない人」の違いは器の大きさだと思っていますので、許せないと思っていた自分が許せるようになったということは器が大きくなって成長したということです。
許せないからってムシャクシャするのは時間の無駄だと私は考えるようになりました。
仕事は組織なので時間の無駄だからと言って無視することもできないですが、自分が上に行くことを中心に考えるようにすれば、許せない人がどうでもよくなり、いつの間にか許せるようになってたりします。
だから、頑張っていない人が許せない時は自分が成長するチャンスです。もっと上のレベルに行って頑張っていない人を無視して許してあげましょう。