休んでも回復しないのは心が疲れているから
今まで生きた経験から、疲れには「体の疲れ」と「心の疲れ」の二種類あります。
体の疲れとは、体力を消耗してしまい体を動かすことが苦しい状態のことです。
心の疲れとは、精神的に消耗してしまい体は動かせるけど気持ちが落ち込んでいる状態のことです。
人間はロボットと違うので休みを取らないと疲れてしまい動けなくなります。
体の疲れは休むことで回復できますが、心の疲れを回復させるのは難しいです。
寝て回復するのは体の疲れだけ
健全な人であれば一晩寝れば疲れていた体も動かせるようになります。
これは寝ることで体の疲れが解決したからです。
しかし、心の疲れは解決できていません。
心の疲れは寝て回復するような疲れではないからです。
心の疲れが溜まっていませんか?
しっかり休みを取っているのに元気にならないという人は心の疲れが溜まっています。
元気がなかった私にある人が「明日は休んで良いから!しっかり休んでまた明後日から頑張ってね!」と言ってくれたことがありました。
心配して優しさから出た言葉で凄く嬉しかったですが、次の日休んでも私は元気を取り戻すことができませんでした。
私の元気がない理由は体の疲れではなく心の疲れだったからです。
1日休んで体を休めることはできましたが、不安が解消されたわけではないので心の疲れは回復しないままです。
「休めば元気になる」これは体の疲れを回復させるという意味では正しいです。
しかし、元気のない原因が心の疲れなら「休んだのに元気にならない」という心の疲れが溜まった状態です。
心の疲れを解消させるには不安の根底を解決する
心の疲れは「不安」が要因で溜まっていきます。
・人間関係が上手くいかずに孤立していまい不安だ。
・学校で勉強が分からずに遅れを感じて不安だ。
何に不安を感じるかは人それぞれですが、生きていれば何かしらに不安を感じます。
その不安がなかなか解消されず長引いたり、ストレスを感じるようなら心の疲れとして蓄積されます。
心の疲れを解消させようと思ったら、原因である不安の根底を解決するしかありません!
【体験談】心の疲れがピークだったプロジェクト
過去に私は仕事で、あるプロジェクトの一員として働いている時期がありました。
私はそのプロジェクトの人間関係や仕事内容に凄く不安を感じていて日々ストレスを感じていました。
もうこの仕事を辞めようとも思ったりしましたが1年後にはプロジェクトが終わりました。
プロジェクトが終わってからは日々感じていたストレスが減ったので少しは元気が出るようになりました。
プロジェクトが終わることで日々感じていたストレスが減ったので、心の疲れとなっていた不安の根底が解消されました。
だから少しは元気が出るようになったのです。