夫婦の生活に必要なのは「無償の愛」で夫婦円満だ
以前、夫婦円満の秘訣は「ありがとう」という一言の奥にあったという記事を書いたのですが、その時に書きながら考えていたことがあったので今回書きます。
考えていたのは、愛の形というなんともロマンチックなことです(笑)
愛の形なんて色々あるでしょうけど、私の考えをよければ聞いてください。
母親が夫より子供を優先する理由
子供の頃、母親が言っていました。
「おかあは、あんた達とは血がつながってるけど、おとうとは血がつながってないからね。そりゃ何かあれば血のつながっている子供を優先するわね。」
子供ながら母親が言いたいこと理解しているつもりでしたが、私からすれば母親も父親も血がつながった家族なので、血のつながりで優劣をつけるという感覚だけは分かりませんでした。
母親が言うには父親(母親からすれば旦那)は夫婦だとしても血がつながっていないから他人でもあるということでした。
血のつながりで言えば夫婦と言っても他人です。用紙一枚で夫婦の関係なんて終わらせることもできますからね。
母親が旦那より子供を優先する理由は血のつながりがあるからです。
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倫理の授業で知ったアガペーという言葉夫
話は変わり高校生の時、倫理という授業で「アガペー」という言葉を知りました。
アガペーとはキリスト教の考え方で、神が人間を愛することを意味します。
神は人間を愛することで何か利益を得るわけではありません。そのため神が人間を愛するアガペーは「無償の愛」とも言われています。
先生が話した内容で特に印象深かったのが、人間は子供を産んだ瞬間に親と子の間でアガペーの関係が成立することです。
無償の愛にも様々な形がありますが、親が子へ捧げる無償の愛がこの世で自然とアガペーの関係が生まれる瞬間だそうです。
そして、無償の愛は夫婦関係にも必要だと言っていました。
婦間には無償の愛が必要
無償の愛を意味するアガペーが夫婦の関係にも必要だと先生は言っていました。
血のつながっていない他人同士だけど縁あって夫婦になったのだから、そこには無償の愛が必要であり、それが夫婦の絆になる。
親子の間にはアガペーが存在すること、そしてアガペーは夫婦にも必要だということ。この考え方を倫理の授業で学び今でも印象深いです。
そして、この考え方に共感した私は妻との間にアガペーを作ろうと頑張っています。
夫婦間で見返りを求めて相手に何かしするのではなく、見え帰りを求めない優しさが無償の間と私は考え日々実践中です。