ゆとり世代は怒られた経験がないのではなく怒られないように生きてきた
私は1990年生まれなので「ゆとり世代」です。
時々ですが一部のゆとり世代嫌いの人から「ゆとり世代は怒られた経験がないから甘い」と言われることがあります。
悔しいですし残念です。
今回はゆとり世代について自分の意見を書きます。
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記憶に残るような怒られ方をしていない
ゆとり世代は怒られることが少なく育ったという人の意見は「ゆとり世代は子供の時に記憶に残るような怒られ方をしなことがない。」とのことです。
まあ、確かにそうかもしれません。怒られたことは当然ありましたが昔で言う廊下に立たせられるとかは経験したことがありません。
記憶に残るような怒られ方をしていないからゆとり世代は甘いと言うのなら、それは私達ゆとり世代が悪いのですか?
廊下に立たせられることもなかった、給食を最後まで居残りで食べることもなかった。それは生まれ育った時代の環境がそうだっただけです。
生まれた時代を生きただけ
おそらく、ゆとり世代に限らずどの世代も上の世代から何かしら文句を言われてきたと思います。
でも私達は生まれた時代を生きただけです。目の前の現実を生きるのは当たり前ではないでしょうか?
今まで生きた時代が世間から「ゆとり世代」と言われてるだけであり、自分はゆとりながら生きたという実感はありません。だって、自分が生きた時間しか体験していないですから・・・
目の前にある毎日を必死に生きて育ったのに社会に出てみたら「ゆとり世代だからな・・・」と言われる。
う~ん。納得いかん。
なら私が生きてきた時間は何だったのでしょうか?「ゆとり世代」と言われない生き方を選ぶ方法はあったのでしょうか?
クラスで浮いた存在になってイジメられないこと、定期テストで赤点を取らないこと、ただ毎日を普通に生きてきましたよ。
怒られない生き方をしてきた
私は過去に2回不登校だった時期を経験しています。
それはゆとり世代だから精神的に弱くて不登校になったと思いますか?(まあ、そう言うならば受け止めますけど。)
不登校を経験したことで、親と先生にもとても迷惑をかけました。
その経験から、今後自分はどうすればいいか考えた結果、私は怒られない生き方を選びました。
怒られない生き方とは何か?
言われたことを全力で頑張って余計なことはしない。目立つことは控えて普通の人間だと思われる生き方に徹するのです。
普通の人間だと思われる生き方をする目的はイジメも影響しています。
学生時代に恐かったのがイジメです。イジメはいつの時代にもあってゆとり世代だからってことではありません。
怒られない生き方は人に目を付けられない生き方にも似ています。
きっとイジメの対象にならないように目を付けられない生き方を無意識に選んでいたのだと思います。
ゆとり世代をまとめる
さて、そろそろ「ゆとり世代」について自分なりのまとめを。
前にも書いた通り自分は生まれた時代を生きただけなので、ゆとり世代であることが良いことでも悪いことだとも思っていません。
精神的に甘い世代だと言われたらそうかもしれませんが、ゆとり世代より上の人だって戦争とか行ってた時代の人からすれば精神的に甘いですよね?
だから「ゆとり世代だから・・・」とか人を世代で評価することが間違っています。
私と同じゆとり世代の方達は気にすることありませんよ。尾木ママだって言ってましたよ(笑)
むしろ、ゆとり世代がスゲー活躍して目立ってやりましょうよ。