競馬で出走頭数5頭レースの狙い方を調べてみた
2016年11月13日に平地レース(芝・ダート)で2016年初めて出走頭数5頭のレースがありました。(11月になってようやく・・・)
出走馬の中には、あのブエナビスタの初子となるコロナシオンもいたので注目度の高いレースとなりました。
コロナシオンは単勝オッズ1.4倍と出走頭数5頭で圧倒的人気を集めましたが、終わってみれば結果は4着となり多くの方が馬券を外しました。
ツイッターとか見ているとコロナシオンやっぱり負けたかという意見がチラホラありました。
確かに終わってからなら何とでも言えますが、正直私もコロナシオン人気しているけど危ないんじゃなかな?って思っていました。
(証拠がこれくらいしかありませんでした・・・しかもトリコロールブルーのことトルコって誤字だ)
そこで今回は「出走頭数5頭レース」に絞って調べてみました。
出走頭数5頭レースの過去傾向
まずは出走頭数5頭レースは凄く少なくて年に数レースしかありません。2014年に至っては出走頭数5頭レースはありませんでしたからね。
集計期間2012年1月21日~2016年11月17日で調べた内容はこんな感じです。
年別出走頭数5頭レース数
2015年:2レース
2014年:なし
2013年:3レース
2012年:3レース
※2012年8月4日札幌5Rも出走頭数5頭だったが、1頭取り消しとなっているため対象外とする。
人気別成績
2番人気:3-3-2-1 単勝回収率163% 複勝回収率128%
3番人気:3-1-3-2 単勝回収率166% 複勝回収率114%
4番人気:1-0-2-6 単勝回収率60% 複勝回収率33%
5番人気:0-1-2-6 単勝回収率0% 複勝回収率65%
出走頭数5頭と少なくても下位人気の4番人気と5番人気は成績が悪い。
また、コロナシオンのように1番人気も徹底マークされたりなど勝ち切るのに苦戦している印象。
能力もあり圧倒的人気馬に買い目が集中した時にはおいしい存在となるのが2番人気と3番人気といったところか。
枠番別成績
出走頭数5頭だと枠番=馬番ですけどね。
2枠:0-4-2-3 単勝回収率0% 複勝回収率75%
3枠:2-1-1-5 単勝回収率112% 複勝回収率45%
4枠:5-0-3-1 単勝回収率237% 複勝回収率117%
5枠:1-3-2-3 単勝回収率60% 複勝回収率101%
内枠は距離ロスが少ないけど被されやすいですが、出頭数5頭ともなれば大外の5枠でも距離ロスなく内を走ることは十分可能です。
そう考えると出走頭数5頭の時は相手の出方を見て走れる外の方が良いかもしれませんね。
4コーナー位置別成績
2番手:2-4-3-3 単勝回収率89% 複勝回収率77%
3番手:2-2-1-4 単勝回収率68% 複勝回収率91%
以下:0-1-5-9 単勝回収率0% 複勝回収率7%
そもそも競馬は前に行く馬が有利なのですが出走頭数5頭レースではその傾向がより強くなります。
コロナシオンに勝ったタガノアシュラも予想外の逃げでしたからね。(予想していた人いたか!)
私も2012年の若駒Sというレースで、単勝オッズ1.1倍のワールドエースではなく2番人気のゼロスを本命にして馬券を当てたことがあります。
本命にした理由はワールドエースよりゼロスの方が前に行けると予想したからです。
まあ結果は逃げたゼロスが1着で最後方から追い込んできたワールドエースは2着でした。
その他も調べてみたが・・・
他にも出走頭数5頭レースで成績が極端に良い騎手とか調べてみましたが、これだ!っと思える傾向はありませんでした。
騎手のレベルは年々変わりますからね傾向として見つけるのは難しいか・・・。
種牡馬もこれといった偏った傾向は見つけられず、血統を深く見ることができれば何か発見できたかもしれませんが。
まあこんな感じなので、年に数回しか機会はありませんが参考にしてみて下さい。