仕事に「楽しさ」を求めることは間違っているのか?

公開日:  最終更新日:2022/08/25

多くの人が生きていくために働いていますが、仕事に「楽しさ」を求めることは間違っているのでしょうか?

自分が新人の時は「仕事=辛い」と考えていましたが、時間が経った今は色々な経験を経て、「仕事は必ずしも辛いことばかりではない」に変わりました。

つまり、今の自分は「仕事に楽しさを求めることは正しい」と考えています。

ただ・・・。

「仕事=辛い」という方の意見も凄くよく分かります。

世の中には色々な職場がありますけど、中には「仕事は辛くて当たり前だ」と考える職場も当然あるでしょう。

しかし、その逆で「仕事は楽しくあるべき」と考える職場も当然ですがあります。

では、どっちが正しいのか?

私は「仕事に楽しさを求めることは正しい」と思っている派なのですが、人によっては違う考えの人もいるでしょう。

今回は「仕事 楽しさ」について考えてみます。

仕事に楽しさを求めるのは理由がある

前で書いた通り、自分は「仕事に楽しさを求めるべき」だと考えています。

その理由が3つあります!

 ①モチベーション上がって働きやすい
 ②自分が仕事で輝ける
 ③辛いより、そっちの方が良くない?

理由の詳しいことは順番に書いていきますが、そもそも前提として、今回の件というのは明確にどちらが正しいか?これを決めるはとても難しいです。

私は働きながら心境が変わったので今と昔では違いますし、職場の考え方や文化など過去から受け継がれたこともあるからです。

そのため、どっちが正しいのか?という議論ではなくて、私の思いや考え方という目線で参考にして下さい。

では順番に書きます!

仕事は楽しい方がモチベーション上がるでしょ!

仕事楽しい

業績の良い企業は従業員の仕事に対する満足度も高い傾向にあるそうです。

つまり、従業員が仕事へのやる気が高ければ、結果的に売上は増え、顧客満足度は上がり企業として良い方向へ進めます。

それでは、従業員の仕事に対する「やる気」は何によって左右されるのでしょうか?

色々あるとは思いますが、仕事が楽しいかつまらないか、これは絶対に要因の1つだと思います。

 ・プロジェクトA:仕事が楽しいと思うメンバーが集まっている。
 ・プロジェクトB:仕事がつらいと思うメンバーが集まっている。

どちらが良いかは明白で、当たり前ですけど前者です。

自分の経験から思う事ですが、仕事が楽しくモチベーション高い人が増えると、会社組織としても良い方向に進む気がします。

つまり、仕事は楽しい方が絶対に良いということです!

 

仕事が楽しいと輝ける

輝いている瞬間

仕事で「今の自分、輝いているなー」と感じる時が過去にありました。

それは今思えば輝いていたなってことです。

きっと、その当時は仕事なので基本的には苦しんでいました。けど、今思えばどこか楽しんでいたからこそ輝いていたのでしょうね。

振り返ってみたら、「輝いていた理由は楽しんでいたから」となるので、逆に言えば今後自分が輝きたいと思ったら、楽しむことです。

 

シンプルに考えて、辛いより楽しい方が良くない?

仕事を楽しむ

色々書いていますけど、シンプルに考えて、仕事が辛いより仕事が楽しい方が良くないですか?

辛いことをクリアした達成感も分かりますけど、楽しく仕事をやっていく方が自分は絶対に良いと思っています。

おそらく多数決を取っても同じだと思います。

理由や考えを書けば色々とありますけど、シンプルに考えて何が良いですか?ってことです。

仕事は楽しい方が良くないですか?

 

楽しんで稼ぐ仕事は無理ですか?

仕事について考える

仕事に「楽しさ」を求める話をすると必ず「仕事は甘くない。楽して稼げると思うな。」という内容の反論が出てきます。

この言い分は分かるのですが、そもそも仕事が甘いとか楽して稼げるとは思っていないと言いたいです!

仕事というのは労働の対価として報酬を頂くので、厳しいですし、楽して稼げるわけないです、分かっています。

 

「楽して稼ぐ」と「楽しんで稼ぐ」の違い

理想を言えば楽して稼ぎたいです。

おそらく誰もが同じ思いだと思いますが、現実は楽して稼げるなんて夢の話です。

ここでハッキリさせておきたいのは、「楽して稼ぐ」と「楽しんで稼ぐ」は違うということ。

【楽して稼ぐ例】
   顧客からの相談を1時間きいているだけで報酬10,000円

【楽しんで稼ぐ例】
   顧客からの相談を1時間きいた中で要点や課題を整理してあげることで報酬10,000円

 

凄くザックリですが例にするとこんな感じでしょうか。実際に1時間話聞くだけで1万円なんて・・・(あるかもしれんか)

 

目の前にある仕事の中から楽しさを探す求める

仕事に楽しさを求めるという今回のテーマですが、目の間にある仕事の中から楽しさを探したり求めたりするというのが結論です。

それは難しいことかもしれませんが、だから無理なのか、それでも楽しさを求めるのか、気持ち次第で変わる部分はあると思います。

これは実体験なのですが、私も今の仕事に就いてから最初の5年くらいは仕事に楽しさなんて少ししかなかったです。

比率で表すなら1:9で楽しくないが強い感じです。

でも10年以上が経った今では5:5で楽しくないくらいまで変化をしました。

それでも5:5までしか変わっていませんが、昔と比べたら4割は楽しさが増えたということになります。

 

どうすれば仕事を楽しめるのか?

仕事を楽しむ方法

では、どうすれば仕事を楽しめるのか?

大きな考え方として大切なのは3点です。

 1.人には得意・不得意がある
 2.仕事を楽しんでいる人には勝てない
 3.考え方が凄く大切

それぞれ書いていきます。

 

人には得意・不得意があります!

よく言われることですが、人には得意・不得意があります!向き・不向きと言ってもいいでしょう!

当たり前ですが、得意なことや向いていることの方が仕事を楽しめます。逆に不得意なことや不向きなことに取り組んでいても仕事は楽しめません。

これは実体験なのですが、同じチームの中にいたAさんは仕事が辛そうで怒られている場面も多く見たのですが、人事異動で別の場所に移ったことで大きく変わりました。

数か月後にあった時は以前と別人のように会話も流暢でしたし、見るからに自信ありますよオーラが凄かったですね。

得意で向いている場所に移っただけで人はこんなにも変わるのかと凄く驚いた瞬間でしたね。

 

仕事を楽しんでいる人には勝てない

仕事を楽しんでいる人

職場で自分の立場が中堅ぐらいになると、自分はこの業界でより高みを目指して頑張れるか悩み始めます。

中堅になる前に見切りをつけることが理想ですが、気付いたら中堅になっていることもあるでしょう。

自分が仕事を楽しくないと思いながら働いているなら、仕事を楽しいと思いながら働いている人には勝てません。

 

「いくら頑張ってもあの人を越えられない・・・」

 

そりゃ当たり前です。

あなたは楽しくない仕事を頑張っているのに対して、あの人は仕事を楽しいと思っているので頑張っている感覚もないです。

凄い努力をすれば越えられる可能性もありますが、そこまでして楽しくないと思う仕事でトップを目指したいですか?

楽しいと思える仕事をした方がいいです。

 

考え方が凄く大切

仕事楽しい

ここまで色々と書いたのですが、考え方が凄く大切だということです。

もちろん行動力も大切で、動かないと変わらないこともありますが、考え方次第で良い方向に持っていけるという部分も多々あります。

つまらない仕事でも凄く給料が高いとか条件の良い仕事なら、仕事への楽しさも我慢できます。

しかし、平均的な給料なのに楽しくない仕事だとしたら、今より楽しい仕事をしたいと考えて仕事に楽しさを求めても良いです!

私の好きな「リアル・クローズ」というドラマで次のようなセリフがあります。

 

「仕事が楽しければ人生の半分の時間は楽しいんだぜ。」

 

このセリフの通りで、仕事が楽しい方が人生も楽しくなるので、仕事には楽しさを求めて働くべきなのです!

結論:あなたは仕事を楽しんでいますか?

仕事を楽しんでいますか?

ここまで偉そうなことを書いてきましたが、この記事を書いている時点で私(@tanesho42)も本業は楽しくありません。

楽しくないと言っても仕事の全てが嫌だということではなく中には楽しいと思える時もあります。

また、本業ではない部分では楽しいと思える仕事も経験しています。(そちら生活を出来るほどのレベルではありませんが・・・)

そんな経験から思ったことが、仕事は楽しいと思えるべきであり、仕事が楽しければ人生も楽しくなるということです!



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