スクリーンヒーロー産駒の距離適性は長距離でロベルト血統のスタミナとパワー
スクリーンヒーロー産駒の距離適性が気になったので調べてみたところ長距離適正に優れていることが分かりました!現役時代のスクリーンヒーローを考えたら長距離適正に優れているというのは不思議ではないと思います。
ちなみにスクリーンヒーローは現役時代にジャパンカップを勝つなど芝のレースでは2400m~2006mで3勝しています。
さらにスクローンヒーローの父であるグラスワンダーも2500mの有馬記念を2勝しているので、やはり血統的には長距離適正だと言えます!
では実際に成績を見ていきます。
スクリーンヒーロー産駒の距離別成績(芝ダート・性別)
芝とダートさらに牡馬セン馬と牝馬それぞれ分けて集計した結果がこちらです。
【集計期間】
2013/06/16~2023/01/20
1.芝+牡馬セン馬
距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1000m~1300m | 13- 10- 13- 128 | 7% | 14% | 22% | 55% | 52% |
1400m~1600m | 40- 52- 28- 307 | 9% | 21% | 28% | 75% | 111% |
1700m~2000m | 46- 36- 58- 435 | 8% | 14% | 24% | 77% | 86% |
2100m~2400m | 13- 11- 10- 106 | 9% | 17% | 24% | 67% | 72% |
2500m~ | 9- 7- 5- 36 | 15% | 28% | 36% | 76% | 120% |
2.芝+牝馬
距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1000m~1300m | 21- 21- 26-239 | 6% | 13% | 22% | 104% | 94% |
1400m~1600m | 30- 34- 39-410 | 5% | 12% | 20% | 77% | 68% |
1700m~2000m | 26- 34- 24-341 | 6% | 14% | 19% | 62% | 65% |
2100m~2400m | 2- 2- 1- 32 | 5% | 10% | 13% | 117% | 47% |
2500m~ | 1- 0- 0- 8 | 11% | 11% | 11% | 94% | 25% |
3.ダート+牡馬セン馬
距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1000m~1300m | 18- 24- 17-194 | 7% | 16% | 23% | 65% | 105% |
1400m~1600m | 28- 21- 27-181 | 10% | 19% | 29% | 99% | 96% |
1700m~2000m | 40- 43- 50-348 | 8% | 17% | 27% | 85% | 95% |
2100m~2400m | 7- 4- 5- 35 | 13% | 21% | 31% | 52% | 70% |
2500m~ | 0- 0- 1- 1 | 0% | 0% | 50% | 0% | 175% |
4.ダート+牝馬
距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1000m~1300m | 21- 25- 19-218 | 7% | 16% | 23% | 54% | 83% |
1400m~1600m | 4- 8- 5-106 | 3% | 9% | 13% | 111% | 54% |
1700m~2000m | 15- 9- 11-164 | 7% | 12% | 17% | 103% | 63% |
2100m~2400m | 0- 0- 0- 4 | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
2500m~ | 0- 0- 0- 0 | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
スクリーンヒーロー産駒は長距離レースに強い!
調査した成績を見ていくと最初に書いた通りですが長距離レースの成績が良いです。
芝は牡馬牝馬に限らず2500m~3600mで勝率10%越えは好成績ですし、ダートも2100m~2400mの成績が良いので、やはり血統的にも長距離適正が高いのは傾向として間違ってはいません。
ただ回収率ベースでみると驚くような数値ではないので、スクリーンヒーローのイメージから産駒が長距離適正だということは広く周知されている情報だとしたら馬券的にオッズの美味しさは期待できないですね。。。
個人的にはゴールドアクターのような馬がスクリーンヒーロー産駒のベースだと思っています。
ゴールドアクターは2015年の有馬記念を勝ちましたが長距離で活躍しましたし、中山コースのようにパワーを要求されるコースで強かったイメージがあります。
これは血統的に言うとスクリーンヒーローの父グラスワンダーさらにはロベルト血統の特徴であるスタミナ+パワーが継承されているイメージです!
距離延長のローテーションや各競馬場の長距離レースでスクリーンヒーロー産駒がいたら注目してみて下さい。