アパパネに対する金子オーナーの優しい気持ちに感動しました
アパパネとオーナーである金子さんの感動話をご紹介したいと思います。この話は雑誌か何かで読んで覚えている記憶なのでご指摘あれば教えて下さい。
アパパネがデビューしたのは2009年7月5日でした。
デビュー新馬戦の結果は3番人気3着と良い結果で初戦を終えました。この時アパパネに勝った2頭は牡馬で上位人気の馬でした。3着と負けはしましたが牡馬相手に互角に走った内容から今後期待できる可能性を感じさせるレース内容でした。
おそらくこの素質なら未勝利戦はいつでも勝てると思い金子オーナーはアパパネを約4か月休養させることを決断します。休養の理由は452キロという馬体重でした。アパパネの将来を考え馬体を増やすための休養でした。年末の阪神JFや翌年のクラシックを考えれば賞金を加算したい時期でした。
しかし無理をすることなく将来の可能性を考えた決断です。
そして4ヵ月後の未勝利戦ではプラス24キロの馬体でアパパネは力強く勝利しました。その後は牝馬3冠を達成するなど名牝馬として時代をしました。4歳のヴィクトリアマイルではブエナビスタに勝ちました。安田記念出走時の体重は498キロでした。デビュー時と比較すると48キロ増えています。その数字は大切に育てられ成長したアパパネという名牝馬でした。
馬は道具ではありません。競馬場やWINSで暴言を吐く人もいますがどんな馬も競馬を一生懸命頑張っています。競馬を支える多くの関係者の方も頑張っています。競走馬って凄いんだよ。ということを伝えたくて書きました。