誰も悪くないのに問題が発生するなら環境が悪いのだろう
最近仕事で「誰も悪くありませんが、問題が発生しました。」という場面が重なりました。
その時は「仕方ないか・・・」と納得できない気持ちを納得させて対応しましたが、誰も悪くないのに問題が発生することが、そもそも発生して良いのか悪いのか?疑問に感じたので書きます。
誰も悪くないのに問題が発生する原因
誰も悪くないのに問題が発生する原因は多々あります。働いていれば誰しもが経験したことある場面ではないでしょうか。
たとえば、人から人への指示や修正点が正しく伝わっていなくて伝える側と受ける側の認識が違うまま作業が進んで後からやり直さなければならない。なんてこともあるでしょう。
指示が伝わっていなかったのなら改善点は明確ですが、伝えたけどしっかり伝わっていなかったことは、伝える側も受ける側も自分の役目をこなしています。
このように誰も悪くないのに発生する問題をどう解決するか?考えてみました。
環境が悪いことを認識する
誰も悪くないのに発生する問題を減らしていくには環境を変えることが一番効果あると私は考えています。
人から人への支持は複数人で確認する、口頭ではなくメールで指示するなど対応策を次から次へと増やしていくこともできますが、決まりが増えれば増えるほど複雑になり良い仕事もできません。
そのため、対応策を増やすのではなく、大胆な環境を変えることが得策です。
変える勇気
私は仕事で大切なのはシンプルであることだと思っています。
以前、無印良品は徹底したマニュアル化が強みだという記事を読んだことがあります。
この記事を読んで自分の職場はどれほどマニュアル化できているか考えました。
何でもマニュアル化することのデメリットも当然あると思いますが、マニュアル化できるくらい作業をシンプルな形に落とすことは生産性の向上という点でも悪くないのではないでしょうか?
まずはマニュアル化できるくらいシンプルに落とし込んでみる、それでもマニュアル化できない複雑な作業はそのままにするという取り組みを私は実践しようと考えています。
大切なのは変える勇気ではないでしょうか?
対応するための労力と必要性
仕事の効率化を考えると変える勇気も必要ですが、対応するための労力と本当に効率化は必要なのか?という問題点が発生します。
何でも基盤が大切です。
現代社会はブラックと言われる企業も増えました。その背景は働かない人が減る一方で仕事は増え続けることです。
「人手不足」なら仕事を引き受けず断ることも大切だと社会人7年目にして痛感するようになりました。しかし企業の存続のために無理してでも引き受ける場面があることも理解しています。
そんな環境だからブラックと言われる企業やブラックと言われてもおかしくない企業が増えたりするのです。
「基盤もしっかりしていない状態で次から次へと仕事を引き受けて幸せになれるんですか?誰も悪くないのに問題が発生するなら環境が悪いんじゃないですか?」が今回一番言いたかったことです。
まあ、全てがブラック企業ではないですからね、大学生の皆さんは就職する企業をしっかり考えて決めて下さい。
組織に属さない生き方を目指してもいいですか?という考えもありだと思いますよ。