馬券を買うレース数を絞り勝負レースを決めるようになった理由
ビジネスの世界では必ず「おいしい客」というのが存在するようです。
今回はおいしい客と馬券で勝負レース数を決める関係について書きます。
おいしい客とは?
たとえばファミリーレストランのドリンクバーは約200円前後ですが、注文する人が飲むのは平均5杯程度とのことです。
ドリンクによって異なりますが原価は1杯1円もしないので、もし長時間滞在して何十杯飲む客だとしても儲けは十分に確保できる仕組みです。
店側からすればドリンクバーを注文するお客様はおいしい客ということになります。(私もおいしい客ですけどね。)私はドリンクバーという仕組みは店と客がWin-Winの関係なので店側が儲かる仕組みでも文句はありません。
でわ、我々競馬ファンを支えているJRAにとっておいしい競馬ファンとはどんな人でしょうか?それは馬券を沢山買ってくれる人ではないでしょうか?
馬券でおいしい客にならない
JRAは馬券の売り上げから約25%を利益としているため(正確には種類によって異なります。)競馬ファンが馬券を買えば買うほどJRAは儲かる仕組みです。(正確には支出もあるので複雑ですけど)そのため馬券を少額しか買わない人より、多額の馬券を買う人の方が大切なわけです。
競馬に限りませんけど、「おいしいお客=カモ」というイメージもあるので極力手の上で転がされるような客にはなりたくないと思っています。
前に書いた通り馬券を多く買う人がおいしいお客なら、自分は同じ金額を使うにしても、自信のあるレースにドカッと勝負する方が馬券を買う側としては賢いやり方です。
そんな考えと自分の馬券スタイル(単勝・複勝)から私は馬券を買うレース数を絞るようにしました。
このブログでも勝負レース予想を時々公開していますが1日1レースが基本です。その1レースに時間を多く使って予想をして本命を決めます。
馬券の収支も勝負レースを決めたほうが、決めていない時より安定します。ずば抜けた馬券センスを備えているなら話は別ですが基本的に馬券とは負ける確率の高い勝負事です。
ちょっとでも勝ちに近づけるように、おいしい客にならないことを意識して勝負レースを絞ってみましょう。
競馬1本でメシを食う技術という本を読めば勝負レースを決める重要性がよく分かりますよ。