映画「バクマン。」は漫画と比べないで見てほしい最高の映画
先日、映画「バクマン。」を見てきました。
マンガを読んだことがありバクマンのファンである私が映画を見た感想を書きます。
見てみようか悩んでいる人は参考にしてみて下さい。
全20巻を2時間の映画へ
「バクマン。」は全20巻のマンガですが今回見た映画では2時間にまとめられていました。
映画を見る前からら気になっていたことがあります。
それは、「1.全20巻を2時間の映画にするのか?」、「2.ある部分のストーリーを映画にするのか」どちらかということです。
答えは、全20巻のある部分のストーリーが映画化されていました。(2.が正解ですね。)
そのため、漫画を全巻読んだ方が映画を見るとちょっと物足りない感じもあるかもしれませんが、それは仕方ありません。
マンガから映画化させる時の宿命みたいなことです。
マンガを映画することについて
これはバクマンに限らずマンガから映画化される全ての作品に言えることですが、映画はマンガと比較されます。
実際に私も映画を見終わった後に「やっぱりマンガには勝てないな」と思いました。
マンガを全巻読んで、バクマンという作品が凄く好きだからこそ、映画化されることが嬉しかったです。より多くの人にバクマンをしてもらえると期待もありました。
だからこそ、ファンはマンガに負けないくらいのクオリティを映画に求めてしま期待するのです。
マンガには勝てないという感想でしたが、だからと言って悪い映画だったかと言うと違います。凄くおもしろい映画でした。
新妻エイジのキャラ設定
少し残念だったのが「新妻エイジ」のキャラクター設定です。
新妻エイジは、天才的な才能を持ち主人公と切磋琢磨するマンガには欠かせない存在のキャラクターです。
バクマンのファンには新妻エイジが最も好きな登場人物という人も多く愛されキャラクターです。
マンガを読むと新妻エイジが愛されキャラクターだと分かって頂けると思いますが、今回の映画では「天才だから俺を超えてみろよ」というような上から目線の偉そうなキャラクター設定だったことが少し残念です。
マンガを最初に読んだ人と映画を最初に見た人では新妻エイジの印象は全然異なるはずです。
これはマンガと映画を両方見て楽しんで頂きたいです。
佐藤健と神木隆之介のキャスティンク
キャストが発表された時に、佐藤健(役:真城最高)と神木隆之介(役:高木秋人)は逆の方が合っていると私は思いました。
マンガを読んだ人で同じように思った人は多いはずです。
しかし、映画を見た人の感想を見ると佐藤健と神木隆之介のキャスティングは合っていたとの意見が多く驚きでした。今回はその意見を確かめることも私が映画を見る上での楽しみでした。
そして実際に映画を見て私も納得しました。
確かに真城最高=佐藤健、高木秋人=神木隆之介で違和感はなく凄くピッタリ合っていました。逆のキャスティングでも見てみたかったですが、それはファンが想像で楽しむことですね。
バクマンのストーリーはやっぱり最高だぜ
『バクマン。』は私が最近読んだマンガの中でも凄くおもしろい作品です。
夢に向かって挑戦するストーリーなので男の子は特に好む感じの内容です。
過去にはバクマンに関する記事もいくつか書きました。
・BAKUMAN(バクマン)を2巻まで読んだけど好きなことに全力ってカッコええわ
・「バクマン。」を読んで考えた究極の愛とは?
・やる気無い脱力感の時は「バクマン。」を読んでモチベーションアップ
・「バクマン。」は目標に頑張っている時に読むべき漫画
私は凄くバクマンが好きです。
マンガを読んでから映画を見ると少し物足りなさも感じましたが、マンガと比べることなく映画としてみれば凄く面白い内容でした、
オススメしますので、ぜひマンガも映画も見て下さい。