【妻】「接待くらい断ってよ」【夫】「接待だって仕事だ」で夫婦喧嘩したくありません

公開日: 

先日見た「いつかティファニーで朝食を」というドラマの一場面で何とも言えない悲しさを感じました。

自分も経験するかもしれないような状況だったのでご紹介です。

内容を説明

栞(しおり)は4歳の息子がいる専業主婦で、喜美(よしみ)は栞の夫で会社員です。

ある日、栞は友達からコンサートに誘われ、夕方からコンサートに行きたいから息子の理人(りひと)の面倒を夫の喜美に依頼しました。

喜美から「今日はノー残業デーだから、多分早く帰られるよ。」と連絡が返ってきたので、栞はコンサートを楽しみに夕飯の準備を済ませ、美容院に行って準備を進めました。

すると、夕方になって喜美から「ごめん、急に接待が入ったから、帰り遅くなる。」と連絡が来ます。

栞は自分が先に予定を入れたのだから接待は断ってほしいとお願いするも、喜美は接待は仕事でコンサートは遊びと聞く耳を持たず。

結局、栞は友達から誘われたコンサートをドタキャンすることになってしまった・・・。

もう一人の自分二面性多重人格

仕事と家庭どっち優先?

私は奥さんと一緒にこの場面を見ていました。

ドラマの視聴者からすれば夫である喜美が奥さんとの約束を無視して接待を優先したのだから、奥さんの栞が可愛そうだと思いました。

でも、正直言うと、男として働いている立場からして、急に接待が入ってしまい優先してしまう喜美の心境に共感できる点もあります。

先に家庭の予定が入っているとは言え、接待は仕事の一部でもあり断れない時だってあります。

ドラマの一場面とはいえ「仕事と家庭どっち優先するの?」という状況に自分も悲しい気持ちになりました。

環境次第で人は苦しむ

今回の件は、それぞれの立場になってみると仕方ないと思うのですが、やはり急に入った接待が全てを悪くしています。

仕事として必要な接待なら事前にスケジュールを合わせて行うべきですし、急に入ったなら断っても問題ないくらいの接待でないと理不尽です。

結局、仕事と家庭どちらを優先するか選択を迫られ苦しむ夫は、どちらを選んでも苦しみます。そういう選択を迫る状況を作り出す職場環境で働く限り今後も苦しむ可能性は高いです。

環境次第で人は苦しみます。

誰が嫌な思いをするか?

私は結婚をしてから分かりましたが、夫婦喧嘩って結局どちらかが嫌な思いをすれば解決します。

今回のドラマ内容なら、奥さんは嫌な思いをしてコンサートをドタキャンすればいいですし、夫は嫌な思いをして接待を断ればいいです。

両者が嫌な思いをしたくないから夫婦喧嘩になります。

お互いが許しあったり、妥協点を探したり、溜まった怒りを爆発させたり・・・。一人から夫婦になれば難しくなるし、子供が産まれたらもっと難しくなる。

だから、長年夫婦として続いている家庭は本当に凄いですね。

とにかく、【妻】「接待くらい断ってよ」、【夫】「接待だって仕事だ」で夫婦喧嘩したくありません。



ご愛読ありがとうございます!

よければシェアとツイッターのフォローもよろしくお願い致します!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • このエントリーをはてなブックマークに追加