【志望動機】どうしてシステムエンジニアという職業を選んだのか?

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システムエンジニアとして働いている@tanesho42です。

私は高校生の時に、将来の職業は「システムエンジニア」になりたいと決めました。

その後、IT業界の企業に入社して約10年くらいですが、一応システムエンジニアという肩書で今まで働いてきました。

今回はシステムエンジニアとして働いた私の経験を元に、どうしてシステムエンジニアになったのか、そしてシステムエンジニアとして働いてみてどうだったのか?について書きます。

正直なことを言うと、自分の仕事内容が「本当にシステムエンジニアという職業の仕事なのか?」という不安は少しあります。

同業者の人から見たら、それはシステムエンジニアとしての仕事ではないと言われるような内容の仕事もしてきました。

しかし、世間が思うシステムエンジニアとしての仕事もやってきたので、将来システムエンジニアになりたいと考えている人に向けて、参考となるような記事を書ければと思っています。

今回書く内容はこんな感じです。

・職業をシステムエンジニアに決めた時のこと

・システムエンジニアとして働き始めた時のこと

・システムエンジニアとして10働いた時のこと

では行きましょう!

高校生の早すぎた職業選択は失敗だったと後悔している

後悔していること

自分の職業を何にするか?

高校生の時、自分の職業を考えるという進路に関する授業がありました。

パソコン室で『職業一覧』と検索をして、自分が持っている知識を全て使い検索された職業一覧の中からシステムエンジニアを選びました。

システムエンジニアのページをプリントアウトして先生に「僕はシステムエンジニアになりたいです!」と言ったことを覚えています。

 

高校生なので進路としては「進学」か「就職」の二択でしたが、自分の中で進学という選択肢は無かったので就職という道を選びました。

商業高校に通い授業でプログラミングを学んでいたため、プログラミングを仕事にするならシステムエンジニアだろうと考えての判断です。

進学という道は考えになかったので、何か仕事に就かなければいけない状況ではありましたが、当時の自分がシステムエンジニアという職業を選んだことは軽率な決断だったと思っています。

これは今だから言えることなのですが、高校生の経験値で最適な将来の職業を選ぶことは難しいです。私が高校生で職業システムエンジニアを選んだことは結果的に失敗でした・・・。

 

今は色々な情報を手に入れられる時代なので、将来の職業を判断するための情報も個人の努力次第では多く集められるでしょう。

しかし、人生の経験値という意味では生きた時間分しかないため、いくら努力しても最大値は決まっていると私は考えています。

例えば、最適な職業を選ぶために経験値が100必要だとしたら、凄く努力して高校生でも100に到達することは可能だと思いますが、そこに到達できる高校生は全体の本当に僅かな人だけです。

つまり多くの人は足りない経験値で職業を選ぶことになり、そのため高校生で最適な職業を選ぶことは難しいと思うのです・・・。

 

思っていた仕事と違ったシステムエンジニアの現実

仕事は理想と現実で差があった

地元のIT企業から内定を頂き、高校を卒業後はシステムエンジニアを目指し会社員として働き始めました。

システムエンジニアという仕事のイメージはぼんやりと自分の頭の中にありましたが、いざ働き始めれると想像していたことと現実に差がありショックを感じたことは事実です。

そもそも私がシステムエンジニアという仕事を詳しく理解もせずネットで調べた程度で就職したのが全ての原因なのですが、プログラミングが好きでこの業界を選んだのは仕事でもプログラミングが出来ると思ったからです。

しかし、私の仕事は『既に稼働しているシステムのユーザからくる問い合わせの対応』でした。

具体的に言うと、システムを利用しているユーザーさんから問い合わせの電話が鳴るので私は電話に出ます。電話で話しながらユーザさんは何を疑問に思い困っているかを聞き取りして、それならシステムでどう操作したらいいかを回答をするという仕事でした。

 

私が想像していたのはプログラミングで物を作るという仕事でしたが、実際は既に出来上がったシステムを世話するという仕事でした・・・。

繰り返しになりますが、想像と違ったことは私の調べが疎かだったこと、「システムエンジニアになりたい」と軽率に職業選びをしたためです。

 

『プログラミングが好きなら「システムエンジニア」ではなく「プログラマー」という職業を選べば良かったのでは???』

そんな疑問を思うかもしれませんが、私の認識ではシステムエンジニアもプログラミング能力は必要であり、システムエンジニアという職業を選べばプログラミングを仕事にできると思っていました。

実際に仕事でプログラミングをする場面が全くなかったわけではないので、この認識は大きく間違っていたとは思っていません。

しかし、プログラミングが好きだから仕事にしたい「よしシステムエンジニアになろう!」これはやはり軽率な考え方です。

 

システムエンジニアとして働いて伝えたいことアドバイス

アドバイス

一応システムエンジニアとして約10年働いた経験から、特に大切だと思うアドバイスを3つさせて下さい。

1.どの企業で働くかで仕事内容・職場環境が決まる!

2.IT技術に関する興味・関心・向上心が重要!

3.働く先のゴールや目標をしっかりと決める!

順番に行きます。

 

どの企業で働くかで仕事内容・職場環境が決まる!

私の場合、理想と現実が違い仕事内容が嫌だと感じることも多いですが、職場の仲間に関して人間関係は文句なし最高だと言えます。

仕事内容・人間関係・待遇など広い意味で『良い職場で働けるかどうか?』は就職する企業次第です。

全ての面において不満なし大満足だと言える企業も存在するとは思いますが、そんな企業に就職できる可能性は低いです、少し不満もあるけど良い企業に就職することが大切です。

特にIT業界はブラック企業も多いので、しっかりと情報を集めリサーチをして就職する企業を判断して下さい!

 

IT技術に関する興味・関心・向上心が重要!

私はプログラミングが好きで仕事にしたいという思いから、この業界を選び今の企業に就職しました。

では10年経った今でも当時と変わらずプログラミングが好きで情熱は持っているかと言うと、残念ながら私は変わりました。

プログラミングそんなに好きではないです、情熱もありません・・・。

嘘を書いても意味がないので本音で本音です、IT業界における興味・関心・向上心は無いです!

IT業界は技術的な進歩も早くて「常に新しいことを学んでいく姿勢」が大切だと言われています。

これはその通りだと思っていて、興味・関心・向上心を持って自ら色々と学んでいく人の方がIT業界では間違いなく成長します。

私も入社当時は情熱を持って興味・関心・向上心があったのですが今は変わってしまったので、こうなってしまうと生きるための仕事でしかなくなります。

自分を正当化するような言い方になってしまいますが、働いてみた結果変わってしまうのは仕方ないと思います、人には向き不向きがありますから。

IT業界に進みたいなら、最初は興味・関心・向上心を持って、なるべくそれを維持したまま働けることが望ましいです。

 

働く先のゴールや目標をしっかりと決める!

システムエンジニアとして働き始めて目指すべきゴールは何でしょうか?人によって答えは違うと思いますし、会社内での昇進を目指している人もいるでしょう。

今、私は『自分のシステムをサービスとして世に出すこと!』がシステムエンジニアの目指すべきことだと思っています。(※あくまで私はです!)

こう思うようになったのは実際に働き始めてからです。システムエンジニアになりたいという思いで就職をして、目の前の仕事を精一杯やることで時間が経っていました。

「システムエンジニアになって実現したいこと」これが私にはなく漠然と「システムエンジニアになりたい」だったのでダメでした・・・。

ぜひシステムエンジニアとして働いた先に何がしたいかをイメージして進んで下さい。道標にもなります。

 

以上、長くなりましたが、システムエンジニアとして働いた私の体験を元に書きました。

よければ参考にしてみて下さい!



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