相手の出方を読むためには相手のことを分かっていないとダメでしょ

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仕事で「相手がどういう出方をしてくるか考えながら自分も行動をする」という考え方を教わったことがあります。

これはその通りだと思いますし、仕事に限らず「先を読む力」というのは大切なことだと思います。

(子供の時に将棋を教えてくれたお爺ちゃんも言っていたぞ!)

しかし、闇雲に相手がどんな出方をしてくるのか考えていればいいとわけでもありません。

今回は相手の出方を読むために大切なことは何なんのか考えてみます。

メガネを通して人を見る
photo credit: Mohammed A. Fadil D750_0991 via photopin (license)

相手の出方を読むことは大切

まず、改めて確認ですが相手の出方を読むことは大切でしょうか?

1.相手の出方を読むことができれば、相手がどんな手段や作戦でくるか予測ができるので、こちらとしても対応手段が用意できます。

2.また、こちらの作戦も立てやすくなるため相手の出方を読むとういことは勝負としては必須です。

3.相手の出方をある程度想定しておくことで、「やべ、これは想定外だ・・・。」という場面を減らすこともできます。

よって、相手の出方を読むことは大切ですね。

相手のことも分からずに読めるの?

でわ、相手の出方を読むことは大切だということが分かりましたが、どうやって相手の出方を読むのでしょうか?

子供の時にお爺ちゃんが私に将棋を教えてくれました。

人間というのは本人も気付いていない癖があるのだよ。

例えば、お前の場合は悩んだ時や判断に迷った時は顎に手をあてるね。

お爺ちゃんが打つ順番の時に顎に手をあててたら、打たれたくない一手があるのだと分かるよ。

将棋は心理戦だから相手の心まで読まないといけないけど、相手の心を読むには相手のことをよく分かっていないとダメなんだよ。

こんなことを言われた記憶があります。

将棋を覚えて間もない時だったので勝てるわけないと思いながら対局していました。

しかし、それ以上にお爺ちゃんは自分の考えを全て見通しているような感覚は私の心が読まれていたんですね。

それはお爺ちゃんが私のことをよく分かっていたからなんです。

相手のことをよく分からずに相手の出方を読めるのか?ってことです。

情報収集をする
photo credit: Pragmagraphr via photopin cc

情報収集をしっかりとやっているか?

「相手がどういう出方をしてくるか考えながら自分も行動をする」

これは文頭でも書いたことですが、相手がどういう出方をしてくるか考えるためには、情報収集が欠かせません。

情報収集をしっかりしていれば相手のことが見えてきます。詳しいことまでは分からなくても全体像のようなぼんやりとした輪郭は見えてくるはずです。

そうなれば、相手のことが分かって、相手の出方も読めるようになってきます。

どんな世界だって結局は勝負なんだ

どんな分野の仕事だって結局は勝負の世界だと私は考えています。

ライバル会社との勝負もあれば、上司との勝負もあり、同僚との勝負だってあります。(家に帰れば家族との勝負もあるかな・・・。)

私達が生きているこの世の中は勝負の世界です。

そしてこれからの将来は、昔より「個人」がフォーカスされる時代になってくると私は予想しています。

そんな時代になった時に個人同士の勝負において相手の出方を読むために相手のことを知る力は大切になります。



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