1つ不安なことがあると何もが不安に感じてしまう性格
先日、 「すぐ落ち込んでしまって上手くいかない」と思っているあなたへ。 という記事を読みました。
とても良い内容の記事でしたが、注目したのは内容とは別で、すすぎりおさんのこのツイートに凄く共感できました。
@Tottokolancer 上手くいっていることもあるのに、一つ上手くいかないことがあると、何もかもマイナスに考えてしまう思考のクセがあります。どうやったら発想を転換できるかに関するブログがあれば、読んでみたいと思いました。多分こういったことで悩んでいる人は多いと思うので…
— すずきりお (@latte2_2mocca) 2016年12月8日
私も同じで、一つ不安があると何もかもが不安になってしまう性格です。
今回は一つの不安から何もかもが不安になる、この不安の連鎖について書きます。
不安は1つなのに気持ちは急下降
前にも書いた通りですが、私は日常生活の中で何か一つでも「嫌だなぁ」とか「不安だなぁ」と思うことがあると、そのことばかりが気になって楽しいと思うことも楽しくなくなります。
なんでしょう、性格なのですかね。
例えば、金曜日の仕事中に急遽出張が入ってしまい、翌週の月曜日は遠方の客先へ行くことになりました。
そうなると、翌日からの休日も月曜日の出張が不安で気になりすぎて、休日に仕事を忘れて休むことができません。
このように、たった一つの不安が生活全体の気持ちを急下降させてしまうことがあります。
仕事で一年間苦しい思いをした経験
ここで少し体験談を私は過去に仕事で約一年間という期間中一つの不安でずっと苦しみました。
あるプロジェクトの担当になったのですが、スキルが足りずに要求に応えられない日々でした。
上の人からすれば経験や勉強も兼ねての一年間だったのかもしれませんが、個人的には凄く苦しい一年でした。
「分からないことが多いですが、頑張ります!」という意気込みではありましまが、さすがに苦しくなって昼食は食べないようになり、毎日生きることが苦痛でした。
不安だったプロジェクトは一年間で終わったので翌年は別のことをしましたが、前年のプロジェクトが辛すぎたせいなのか平和に一年間を過ごすことができました。
後で就業時間を比較したのですが、辛いプロジェクトに参加した年と、平和だった翌年の就業時間に違いはほとんどありませんでした。
つまり、不安があるかないかで精神的にも一年間の過ごし方が全く異なるということを学んだ一年間でした。
1つの不安に負けたくない
例え性格だとしても、一つの不安で日々の生活全体が楽しくなくなるというのは凄くもったいないことです。
気持ちの切り替えが下手な自分が悪いのですが、出来るならそんな自分でも一つの不安で生活全体が楽しくなくなるのは嫌です。
以前、「プライベートが充実していないと良い仕事はできない!」と新人の時に上司から言われました。
ただ、プライベートも楽しめよ。という意味だったのかもしれませんが、言っていることは正しいです。
仕事とプライベートは別ですが、自分の人生として見れば同じです。
だから、仕事とプライベートは互いに影響され合う関係性でもあるので、仕事でもプライドでも不安があれば人生として不安を感じるのは当然です。
不安に勝つには「希望」と「自信」
仕事で不安を感じることがあれば、プライベートで不安を感じることもあります。
どちらで不安を感じても、その不安に勝つための方法は「希望」か「自信」です。
希望があれば、待っている希望が目の前の不安を乗り越えるための原動力となります。
自信があれば、目の前の不安と対峙する勇気になります。
だから、私のように一つの不安で全体がダメになるような人は、希望と勇気を意識してみて下さい。