作品が資産であって、その後にある「お金」とは何か?
今の時代だからこういう考え方もありだよね。っということをまた1つ知りました。
絵本「えんとつ町のプペル」を書いたキングコング西野さんのブログで凄いと感じました。
これ、お金の奴隷解放宣言。
この記事を読んで頂きたいのですが、簡単に説明すると、絵本を2000円で出版したけど、子供が買うには高いから無料にします。お金を払って買って読みたい人は買って下さい。という内容でした。
え、凄くないですか?
この考え方に対する良し悪しは人それぞれあるとしても、無料にするってことは絵本を作った理由にお金は全く関係のないことを証明したんですよ。
作ったんだからお金欲しいでしょ
今回の絵本に限らず、何か作品を作る側の気持ちとしては、自分の作った作品に対してはお金で評価されたいという気持ちがあります。
私も書いた記事をnoteで有料販売したりしていますので、「誰かの役に立つ文章を書きたい」と言っているけど内心はお金も欲しいと思っているわけです。
あ、私の場合はこれですね。
しかし!
西野さんは絵本を作った目的である「作った絵本を子供に届けたい」を何より優先して無料で読めるようにしたのです。
・・・って私は思うのですが、これ凄くないですか?
これからの「お金」って何?
西野さんはブログの中で次のように書いています。
しかし、はたして全てのモノが『お金』を介さないといけないのでしょうか?
SNSで誰とでも繋がれるようになり、『国民総お隣さん時代』となりました。
ならば、お金など介さずとも、昔の田舎の集落のように、物々交換や信用交換で回るモノがあってもおかしくないんじゃないか。
「ありがとう」という《恩》で回る人生があってもいいのではないか。
凄い考え方ですよね。
SNSなどネット社会の現代なので、西野さんの言う『国民総お隣さん時代』というのには自分も納得です。
でも、お金を介さず恩で回る人生という視点は正直今の自分にはまだまだ見えてきません。
だから西野さんの考えが凄いと思うんですけどね!
私はやっぱりお金欲しいと思っていますし、それを個人で実現することが今の課題なので…。
でも西野さんの言うことは、これからの将来を考えるとその通りだとも思えて、本当にお金って何?ということになりますよね。
お金が少なくても楽しめる世の中
毎日思っていることですが、これからは個人を高めないと本当にヤバいと感じています。
個人の力と信用で生きる道を確立させる。
会社の名前があるから生きていられるでは不安定だし、個人で生きられる力を身に付けた人達は人生を楽しみながら生きています。
生きていくために「お金」は必要ですが、そんなに多くなくても大丈夫であり最低限あれば十分生きていける世の中になってきています。
個人で稼げる方法も昔と比べると多いので、そんなに多くは稼げないけど生活に必要な最低限のお金は得て、その代わり好きなことをトコトン楽しむ。
西野さんの記事を読んで思ったのは、そんなことですかね。