末っ子が生まれ持つ武器は兄や姉の経験です
私には歳の近い弟と少し歳の離れた妹がいます。
長男として生まれ育ったので、兄や姉がいる立場の生き方はよく分かりませんが、兄や姉がいない立場のことは分かります。
つまり、私が兄や姉がいないことによって不利だと感じることは、言い換えれば兄や姉がいる立場の人には武器となるわけです。
これは勝手なイメージですが世間的に末っ子というのは大変な思いをするイメージが強いです。
でも、末っ子で生まれたことを悔やむのは間違っていますよ!
それはどんなに悔やんでも変えられないことですし、この世に生まれたことに意味がありますからね。
長男として生まれ育った私が末っ子として生まれ育った人の武器を教えましょう。
末っ子は兄や姉の経験を参考にできる
末っ子の最大の武器は兄や姉が経験したことを参考にしながら自分の人生を生きられることです。
これはとても貴重な武器です。
例えば、私は長男だったので自分の人生で何か決断をしないといけない時、身近に参考にできる人がいませんでした。
もちろん親に相談をして教えてもらったことを参考にすることはありますが、やっぱり親ですからね、年齢も離れていますし大人だし、親から言われることと兄弟から言われることはやっぱり違いますよ。
学校へ行くことで悩んだ時、部活で悩んだ時、進学で悩んだ時、子供の時なんて悩みだらけの毎日じゃないですか?(大人になった今も毎日悩みだらけなんですけどね・・・。)
そんな悩んだ時に、同じ悩みを先に経験している兄とか姉が言ってくれる助言を参考にすれば末っ子は体験談という情報を武器として持って悩みに挑むことができるのです。
photo credit: Tim & Selena Middleton via photopin cc
人の経験を自分のように吸収すること!
私は人の体験談を聞くのが好きで、その体験をして何を感じたのか?何を思ったのか凄く気になるので質問します。
自分で何かを体験しようと思ったら費用も時間も体力も必要となります。
しかし、人が体験したことを参考にさせて頂き自分が体験したかのように吸収すれば、自分で体験するよりも効率が良いです。
このことをどれだけ早い時期に気付くことができるか?
人というのはそれぞれ立場があるので、「生きるとはなにか?」というのは答えの無い問いです。だから、自分の立場で生きるための武器はなんなのかを考えるべきです。
見えない所に飛び込むのは怖いです。しかし、少しでも情報を持っている状態であれば、見えない所に飛び込む恐怖も少しは減ります。
生まれた立場に悔やむのではなく、その立場でどうすればいいか迷っている自分を悔やむのです。