エピファネイア産駒は芝の道悪(重・不良)で成績が悪い、狙うなら良馬場で!
エピファネイア産駒について、以前にダートでの成績が悪いという記事を書きました。
参考までに貼らせてもらいますね、こちらです。
まあ要するに、パワーが必要となるダートよりはスピードが必要となる芝の方がエピファネイア産駒はパフォーマンスが発揮できるということを以前に書きました。
この考え方を展開した今回の結論は、エピファネイア産駒は芝でも道悪(重馬場・不良馬場)だと成績が悪いため、狙うなら良馬場で買いということです!
さっそくデータです。
この記事の目次です!
エピファネイア産駒の芝成績を馬場状態別に比較
エピファネイアは2019年にデビューしましたが、この記事を書いている現在までの成績を集計しました。
<集計期間:2019/06/02~2023/03/24>
(スマホなどで表が見切れている場合はスクロールして下さい。)
馬場 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 複勝回収率 |
---|---|---|---|---|---|---|
良 | 205-193-159-1459 | 10.2% | 19.7% | 27.6% | 105% | 78% |
稍重 | 44-41-45-305 | 10.1% | 19.5% | 29.9% | 66% | 68% |
重 | 9-16-14-144 | 4.9% | 13.7% | 21.3% | 88% | 86% |
不良 | 3-4-3-37 | 6.4% | 14.9% | 21.3% | 32% | 57% |
エピファネイア産駒の芝は稍重くらいまで
データは上記の通りですが、個人的には狙い目としては稍重くらいまでかなと思いました。
しかし、JRAが発表する馬場状態(良・稍重・重・不良)が凄く正確かというと少し違いますし、競馬ファンの中でもJRAが発表する馬場状態を疑っている人も多いですよね。
さらに集計結果を見ると重馬場の時は単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えていますので、必ずしも道悪の時はダメということではありません!
あくまで傾向として参考にして頂きたいですし、さらに言えばエピファネイア産駒は2019年デビューなので、デビューしてから間もないと感じる期間は人それぞれかもしれませんが、母数として少ないと感じる人は少なからずいるかもしれませんので。
エピファネイア産駒と言えば、デアリングタクト、アリストテレス、エフフォーリアなど活躍馬が毎年のように出てくることが期待できます。
今後も傾向を気にしながらエピファネイア産駒としての母数が増えて同じ傾向が続くのか変化していくのか注目してみて下さい!
2021年のAJCCアリストテレスについて
エピファネイア産駒の道悪が良くないと書きましたが、2021年のAJCCは不良馬場でありながらエピファネイア産駒のアリストテレスが勝利しました。
単純にエピファネイア産駒で不良馬場だから切るというのは強引で、あくまでも馬の適性を見極めるのが大切だということです。
それを踏まえて補足ですが、エピファネイア産駒が不良馬場で1番人気はこれまで9回ありましたが、勝ったのは2021年AJCCのアリストテレスだけです。
1番人気の平均勝率が33%なのに対して11%しか勝率がないという点は、やっぱり不良馬場は適していないと感じます。