残業を無くすにはどうすればいいか考えてみた
今朝の通勤電車で「今日は何時に仕事終わるかな・・・?」なんて考えていた時に目に入った定時後の「帰りにくい空気」とどう向き合うかという記事。
読みながらフムフムと1人納得していました。読んだ感想は凄く良い記事でした。
私も働きながら、残業をゼロにして定時で帰れる職場環境を実現したいと毎日考えています。
そこで、良い記事を読んで後押しされたので私も定時後の「帰りにくい空気」とどう向き合うか考えてみました。
「残業は悪い」という認識
「残業して遅くまで働いて偉い!」という考え方は間違っています。
でも日本人の考え方なのか、まじめだからなのか?残業して働くことが偉いという雰囲気の職場は多くあるはずです。
私も残業をゼロにしたいと思いながらも22時とかまで働くと、「よっしゃー働いたなー」と達成感を感じる時もあります。それは残業代が頂けるからなのかもしれませんけどね。
残業して偉いのではなく、残業することは悪いことだという認識を浸透させていかないと変わりませんし、変われません。
全体で変えようとしないと意味がない
残業をゼロにしたいと毎日思っていますが、私一人で残業をゼロにしようと行動しても意味がありません。全体で残業をゼロにしようと思わないと変われないからです。
残業代が支給される環境であれば、残業代を生活費の頼りにしている人だっているかもしれません。そういう人からすれば残業をゼロにしようという考え方は困ります。
そのため一人または一部の人が残業をゼロにしようと行動しても全体には浸透せずに、周囲から「あいつらは先帰って楽している」とメンバー内で溝が深まる可能性だってあります。
上司が変わらないと難しい
全体で残業をゼロにしようと変わることが理想ですが、いきなり全体が変わるということは難しいです。
そのため全体で残業をゼロにするという進むべき方向を決めて、少しずつ残業をゼロにするという目標に向かって進んでいく方法が現実的です。
その時に大切なことが、上司が変わっていくことです。
定時後に帰りにくい雰囲気も上司が帰ってくれれば部下も帰りやすいです。
それと同じで残業をゼロにするという目標に向かって進む時も上司が意識してくれないと部下も進むのが難しいです。
「部下がもっと働けよ」という言い分
残業をゼロにする目標に向かって進むために、上司は早く帰宅するようにして下さい。
っとなると、上司は「だったら部下がもっと働いてほしい、積極的に仕事を引き受けてほしい。」と言い分があるかもしれません。
その通りです!
残業をゼロにしたいと思っていても仕事量が多くどうすることもできない。
部下が積極的に仕事を引き受けてくれて仕事量が分散されれば早く帰って残業をゼロにすることができるかもしれません。
でも、その考え間違っていませんか?
部下がもっと働くべきではなく、仕事量に対して人員が適していないんじゃないですか?
本当の問題は人手不足なのでは?
「人手不足」という状況になった時点で深刻だと理解するという記事を書いたことがありますけど、人手不足になったらヤバイ状況だと思わなければいけません。
人手不足になった時に最初に考えるべきことは「どうやって仕事量を減らすか?」であって、間違っても「どう工夫すればこの仕事量を終わらせるか」ではありません。
生意気かもしれませんが将来この考え方次第で生き残れる人と生き残れない人に分かれると私は考えています。
さらに言えば、売り上げや企業存続が社員のためという考えは古いです。
根性論は成功したように見えるだけ
人員不足になったら仕事量を減らすべきだと思いますが、工夫して根性で乗り切る方法が成功に終わることもあるでしょう。
終わった時の達成感はきっと凄いですよね、この大変だった思いをバネにもっと頑張れるかもしれません。
でも・・・、それって正しいんですか?
根性論が成功に終わるためには、メンバー全員が終わった時に大変な思いをして良かったと思わなければなりません。
誰か一人でも失った物がある時点で失敗です。
残業をゼロにするために出来ること
でわ、残業をゼロにするために出来ることは何か考えました。
最初に残業は悪いことだから本当に必要な時以外は定時で帰るように職場の雰囲気を徹底します。そのためには一部の人が意識するのではなく、全体で残業を無くすよう意識を合わせることが大切です。
次に仕事のスケジュールを残業をしなくてもいい範囲で組み立てます。最初から残業を見込んでの計画なんて絶対に間違っていますし、人手不足には絶対ならないというくらいの余裕でスケジュールは組み立てるべきです。
最後に間違ったことを正当化しないことです。残業はよくないと分かっているのに職場の雰囲気や周りの人の意見で正当化することはダメです。間違ったことは正当化して正しくするのではなく直して正しくするのです。
残業は無くなるべきだという思いで書いたら最初に紹介した記事と似たような内容になってしまいました。残業が少なくて充実した毎日を過ごしましょう。