分からないまま仕事を進めると何も学べていない

公開日:  最終更新日:2022/09/25

仕事で「分からないまま進める」ことが時にあるのは仕方ないと思います。

ただ、分からないまま進めることに関して、良いか悪いかで言えば、悪いなので理想は理解して進めるべきです。

分からないまま進めても、それはその場しのぎであって、しっかりとした経験値になっていないからです。

仕方ない状況なので、言葉の通り仕方ないことは承知ですが、何か打開策はないのか考えてみました。

【打開策を考えるとしたら 】

・何が分からないいのか?
 →分からないことを明確にする。

・その分からないことを理解することは難しいのか?
 →時間を要するなら後回しにするしかない。

・分からないまま進めることによる影響は?
 →後戻りのリスクを把握するため。

 

ざっくりと簡潔に考えてみるならポイントはこんな感じだと思います。

仕方ない状況の時に余裕なんてないはずなので、考えられてこれくらいではないでしょうか?

これを考えた結果、

1.分からないけど進める
2.分かるまで理解してから進める

この2択です。

大切なことなので繰り返しますが、分からないまま進めた仕事が経験値になっているかと言われたら疑問です。

本質を理解したうえで仕事を間違いなく良いのは確かなのです。

そう考えると状況次第は大前提として、仕事は基本的に分かるまで理解して進める方が良いです。(当たり前)

分からないまま進めると学べない

何も分からないず学べていない

前にも書いた通り、仕事というのは分からないまま進めることも可能ですが、その先には危険性が潜んでいます。

まず、分からないまま仕事をしていても何も学べていません。その時は疑問に対する回答がなんとなく分かったとしても、次に同じ疑問と直面した時に、一回経験しているのに回答が出てきません。

前に経験したことでも同じ過ちを繰り返してしまうことは私もあります。

何かを取得するというのは反復による成果なので、一回失敗したことをまた失敗してしまうことはありますが、その失敗を繰り返すことで覚えていくのです。

しかし、分かるまで理解して進めないことには学びがありません。

仕事において疑問に思ったことを人に聞くということはよくありますが、分からないことを人に聞いて答えを貰ったらそれで満足では意味ないです。

分からないまま進めたとしても、学べていないですし身に付かないため、時間の無駄遣いです。

意識の違いで成長のチャンスを逃している

チャンスを逃してしまう

今思えば、新人だった時にもっと考えて仕事をしていればと反省することはあります。後から反省しても時間は戻ってこないので本当に早く気付くべきでした。

新人の時は仕事でも分からないことだらけなので、内容理解よりも結果や進捗を意識して働いていました。

「理解しました!」とか「納得しました!」より、「終わりました!」とか「完成しました!」を意識していました。

その結果、今では後悔しているので自分で成長のチャンスを逃していました。

幸いにも近くで働く同期はいなかったので助かりました。

これで同期は 「分かるまで理解して進める」けど、私は「分からないけど進める」だったら、同期と私にはかなりの差が開いていたでしょうね。

仕事を分からないまま進めてしまうか、分かって理解してから進めるかは本人の意識の違いです。人にどうこう言われることではありません。

だから、意識の違いでせっかくの成長できるチャンスを逃してしまうのは凄くもったいないということです。

参考:仕事は理解せずに進めないこと。分からないままにしない

 

「分からないまま進める」を防ぐ環境は整っていますか?

質問しにくい職場環境

以前、こんな質問がありました。

仕事で、分からないことを分からないままやってしまう人がいます。

本人がどう考えているか分かりませんが、私は無責任だと感じてしまいます。

分からないことがあるのは仕方ないのに、なぜ確認しないのか疑問です。

分からないと正直に聞いても怒られることはないと思いますが・・・。

 

まあ分かります。同じようなことで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

その人の性格や思考、職場の状況などが分からないため答えは難しいですけど、気軽に質問や確認できる雰囲気が本当にあるのか気になりました。

「分からないまま進める」を防ぐ環境は、分からないことを気軽に質問できる職場環境です。

私も仕事で質問される場面があるのですが、質問内容に対して抽象的ではなく明確な回答をしてあげることを意識しています。

例えば「この資料に書いてあるから目を通しておいて下さい。」なんて回答では、質問した疑問部分の解決にはなっていないので、少し丁寧さに欠けると思います。



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