分からないまま仕事を進めると何も学べていない
仕事って、目的や手順が明確に分かっている時もあれば、何も分からず手探りで進めていく時もありますよね。
本当は分からない仕事が発生すること自体が問題だと思いますが、なかなか減らすことは難しく、分からない仕事が発生するのは仕方ない点もあります。
分からない仕事があった場合の仕事の進め方は2つあります。
2.分かるまで理解して進める
どちらが良いかはケースバイケースですが、時間が無い時に分かるまで理解して進めるというのは厳しいので、そんな時は分からないけど進めることが良い時もあります。
しかし、分からないけど進めた結果、理解も出来ていないし何も学べていなかったら、それは意味のある仕事なのでしょうか?
そう考えると、仕事というのは基本的に分かるまで理解して進める方が良いということになります。
分からないまま進めると学べない
前にも書いた通り、仕事というのは分からないまま進めることも可能ですが、その先には危険性が潜んでいます。
まず、分からないまま仕事をしていても何も学べていません。その時は疑問に対する回答がなんとなく分かったとしても、次に同じ疑問と直面した時に、一回経験しているのに回答が出てきません。
前に経験したことでも同じ過ちを繰り返してしまうことは私もあります。
何かを取得するというのは反復による成果なので、一回失敗したことをまた失敗してしまうことはありますが、その失敗を繰り返すことで覚えていくのです。
しかし、分かるまで理解して進めないことには学びがありません。
仕事において疑問に思ったことを人に聞くということはよくありますが、分からないことを人に聞いて答えを貰ったらそれで満足では意味ないです。
意識の違いで成長のチャンスを逃している
今思えば、新人だった時にもっと考えて仕事をしていればと反省することはあります。後から反省しても時間は戻ってこないので本当に早く気付くべきでした。
新人の時は仕事でも分からないことだらけなので、内容理解よりも結果や進捗を意識して働いていました。
「理解しました!」とか「納得しました!」より、「終わりました!」とか「完成しました!」を意識していました。
その結果、今では後悔しているので自分で成長のチャンスを逃していました。
幸いにも近くで働く同期はいなかったので助かりました。
これで同期は 「分かるまで理解して進める」けど、私は「分からないけど進める」だったら、同期と私にはかなりの差が開いていたでしょうね。
仕事を分からないまま進めてしまうか、分かって理解してから進めるかは本人の意識の違いです。人にどうこう言われることではありません。
だから、意識の違いでせっかくの成長できるチャンスを逃してしまうのは凄くもったいないということです。