すたみな太郎の「金麦1杯1円」で学んだビジネスは作戦
先日、食べ放題レストランの「すたみな太郎」へ行きました。
座席に案内されて制限時間の説明などを聞いた後に店員さんが「只今、キャンペーンを行っていまして金麦1杯1円でご提供させて頂いています。よろしければどうぞ」と衝撃発言をしてきました。
即答できず、妻と悩んだ末に1円なら頼んでもいいよねと言う結論に至り、お互い1円の金麦を注文しました。
これです。
味も良かったですしジョッキなので量もしっかりました。また普段ビールを飲まない妻も練習も兼ねてということで注文して飲んでいました。(最終的には私が飲みましたけど)
これで1円で飲めるならラッキーだなと満足したサービスでしたが、それ以上にビジネスとして学べる経験になりました。
1杯1円の意味とは!?(自論)
金麦を1杯1円で注文した後も食事は続きますが、やはり空腹でビールを飲んでしまうとお腹が少し満腹になり食べ放題なのにいつもと比べてあまり食べることができませんでした。
食事が終わってから考えたの自論なのですが、あまりの安さに客はビールを注文することで無意識に満腹に近づきあまり食事が出来ないというのが店側の狙いだったのではないでしょうか?
客側からすれば1円という破格の安さでビールが飲めるのでお得、店側からすればビールを飲んで頂くことにより食事量が少しでも減ればお得という両者がWIN-WINとなる素晴らしい作戦だと私は思いました。
店側がそこまで狙っているのかどうかは分かりませんが…
うん、素晴らしい。
1円から2杯目の客心理は!?
もう1点考えたことがあります。
それは1杯目を1円で飲んだ後に酒好きなら2杯目を飲みたくなりますよね。その時の心理を考えてみました。
すたみな太郎のメニューページで調べると金麦は1杯380円(税込み)のようです。
つまり、1杯目を1円で飲めば2杯目を380円で飲んでも1杯約190円の半額で飲めた計算になります。
これは客の心理を考えれば、2杯目飲んでも半額だからお得だと感じて2杯目の追加注文を頂ける可能性は結構高いと思います。
これまた持論ですけど、素晴らしい作戦ですわ。
金麦1杯1円で学んだことはビジネスは作戦が大切
すたみな太郎の金麦1杯1円サービスで学んだこと、それはビジネスには作戦が大切だということです
今回私が考えたことは全て自論に過ぎないかもしれませんが、考えならが以前読んだコミック版 100円のコーラを1000円で売る方法という本を思い出しました。
帰宅して本棚から引っ張り出して読み直してみると、ビジネスにおいて客側と店側がWIN-WINの関係になれる作戦を考えることが大切だということが書いてありました。
自分は人に何が提供できるのか?そしてお互いがWIN-WINになるにはどうすればいいのか?今改めて考え直さないといけないと分かりました。