夫婦円満の秘訣は「ありがとう」という一言の奥にあった
先日、夫婦の会話の中でハッと気付かされたことがありました。
ごく普通の会話でしたが、感謝と謝罪の言葉を伝えることについて、どう考えているか妻の考えがよく分かりました。
もしかしたら、私と同じ考えの人もいるかもしれませんので書きます。
私の考え方
まずは私の夫婦についての考え方です。
夫婦というのは互いに助け合うのが当然だと私は考えています。
だから、「ありがとう」とか「ごめん」というのは言葉にしなくても感覚で伝わるものだと思っています。
例えば、仕事から帰って来て妻が「仕事お疲れ様、家族のために働いてくれてありがとう。」なんて言葉を言われなくてもイラッとすることはありませんし、きっと感謝してくれてるだろうと私は勝手に思います。
逆もあります。
例えば、妻が夕飯を準備してくれることに私が毎回「今日も夕飯を準備してくれてありがとう。」とは言わなくても、感謝しているのは当たり前だから伝わっているはずです。
このように、私は夫婦ならある程度なら以心伝心できているよね。という考え方でした。
妻は私と考えが違った
夫婦だから言わなくても分かるでしょ。と考える私とは逆で、妻は「ありがとう」や「ごめんなさい」を言うことが多いです。
理由を聞いてみると、言葉にしないことによって、お互いの思いがしっかり伝わらず、すれ違い喧嘩になるのは嫌だからだと言っていました。
うん…。
まあそうですよね、納得できます。
作品から学んだのか…
正論を言われたからなのか、妻の考え方も納得しつつ自分の考え方もあるということを分かってほしくて、なぜそう考えるよ似ったのか聞いてみました。
すると、好きな曲の歌詞から学んだことであり、その曲を聞いた時の印象が強く残っているらしです。
んー、妻は「曲の歌詞」という作品から考え方を学んでいたのです。
これは参りました。
実は、人が作品から考え方や価値観を学ぶということに私は凄く弱いです。
だから、妻が好きな曲の歌詞(作品)から今の考え方を学んだと聞いた時に、自分の考えを分かってもらうことはどうでもよくなりました。
むしろ、作品から何かを学ぶってことの素晴らしさについて語りたいくらいでした。(まあ、語りはしませんでしたが…)
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夫婦円満の秘訣は相手の目線で考えること
今回の出来事で学んだことは、夫婦円満の秘訣は「ありがとう」の一言より、
妻が気持ちを伝えることを重んじていた理由が、好きだった曲の歌詞から影響されていると知ることで、お互いの価値観のすり合わせにならず、相手の過去を知ることで理解できました。
当然、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることも大切ですが、相手の目線で考え、これは感謝されたいだろうなって時に凄く感謝の気持ちを伝えます。
(まあ感謝してたら自然とありがとうって言うか。)
相手の目線を経験できるマンガ
喰う寝るふたり 住むふたりというマンガを知っていますか?
付き合い始めて10年で同棲生活8年目の恋人が織り成す物語ですが、1つのお話を男性目線と女性目線の両方から描いているマンガです。
このマンガを読むとパートナーの存在について凄く考えます。
マンガなので手軽に読めて、凄い考えさせてくれるので素晴らしい作品です。